自動車学校教官(指定自動車教習所指導員)の給料・年収や手取り額を解説!
自動車学校教官(指定自動車教習所指導員)の給料・年収を解説します。
自動車学校教官(指定自動車教習所指導員)の平均給料・給与
- 20~36万円
自動車学校教官(指定自動車教習所指導員)の平均年収
- 20代の給料:16万円
- 30代の給料:35万円
- 40代の給料:50万円
- 初任給:14万円
※階級によるため年代別給与については補足参照
※給料給与統計の算出は口コミや厚生労働省の労働白書を参考にしております
自動車学校教官(指定自動車教習所指導員)の年収【年代別理想の年収プラン】
自動車学校教官(指定自動車教習所指導員)としてこのぐらいの年収はもらえてたらいいなと思う理想の年収を考察してみました。
自動車学校教官(指定自動車教習所指導員)として働き10年未満。これからのホープと呼ばれる世代です。20代で貰いたい理想の年収はおよそ294.0万円を超える年収です。
自動車学校教官(指定自動車教習所指導員)としてある程度力がついてきたころ。役職についたり、責任ある仕事を任されることも。そんな30代で貰いたい理想の年収は532.0万円を超える年収です。
自動車学校教官(指定自動車教習所指導員)となるとマネジメントも後輩の育成など人材教育も行うこともあります。企業の中心で働くキーマンが多い40代。理想の年収は798.0万円を超える年収です。
目次
自動車学校教官(指定自動車教習所指導員)の給料・年収補足
上記平均給与から算出してみると、平均年収はだいたい
320万円~400万円となると予測されます。
自動車学校教官の仕事内容
都道府県公安委員会の条例に基づく指定自動車教習所の運転技術や知識を教える、専門の教官です。
「教習指導員」とも呼ばれます。公認校の場合は、教習指導員資格が必要で、筆記審査、技能検査、面接審査を経過して、その資格を得られます。
※公務員ではありませんがみなし公務員として一般認識されています。
車の運転方法や道交法など交通ルールを座学で教えるのが「学科教習」で、教習車に乗って運転技術を生徒に直接指導するのが「技能教習」です。自動車学校教官は、学科と技能の両面から安全運転の方法を教えます。
普通自動車だけでなく、オートバイ、大型トラック、バス、フォークリフトやショベルカーなどの特殊車両まで、さまざまな種類の自動車の教習を行います。
いくつも免許を持って教えられる教官もいれば、オートバイなどに特化した教習を行う教官もいます。
大手自動車学校では、高齢者講習や、学校や企業に出向いて交通安全講習会などを開いていることもあります。
自動車学校教官の給料手取り
上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい
19万円~21万円となりそうです。
自動車学校教官で高年収になるには
教習を受ける人が減ってきている現在、教習所の経営も厳しいものになっています。
そのため、30年前よりも給料が減ってしまった、というベテラン教官も多いようです。一方で、手厚いサービスを提供することで生き残っている教習所もあります。
現状、自動車学校教官で高年収を目指すというのはかなり難しいです。
教習所によって給料の基準はかなり違うので、定年間際でも年収400万円というところもあれば、勤続年数次第で年収700万円、800万円ほどになるところもあるようです。就職する時点で、なるべく待遇の良いところに就職するのが一番の近道です。
土日はもちろんのこと、夜間教習などを積極的に引き受けることで、手当をもらって年収をアップさせる方法もあります。
特殊車両の免許があればより有利になるかもしれません。
年収1000万円などはまず無理な金額なので、より高年収を狙うならば運転技術を生かした他の職業に転職するのも道かもしれません。
自動車学校教官(指定自動車教習所指導員)になるには【資格】
自動車学校教官になるための専門学校などはありません。教習所に就職してから「指定自動車教習所指導員」の資格取得を目指すのが一般的です。
まずは最低でも普通自動車免許を取得し、教習所に就職するのが最初のステップになります。
その指定教習所で「指導員見習い」として働きながら運転技能を磨き、資格試験の勉強をし、公安委員会の行う講習会にも参加します。
審査までに必要な指導員見習いのうちは教習ができないので、教習生の送迎や受付、事務作業などの仕事をします。およそ3ヶ月~6ヶ月が目安です。
そして、都道府県公認の公安委員会が行う審査を受けることになります。
審査は自動車の運転に関する知識や、自動車教習所に関する法令についてなどが問われます。論文式、択一式、補完式又は正誤式の筆記試験です。
そのほか、自動車運転技能試験、技能教主方法の面接試験、学科教習に必要な教習方法の面接試験などがあり、合格基準はかなり厳しいです。
正誤式試験は95%以上の正解が必要ですが、3問間違えると不合格です。
正誤式試験、論述試験も参考書持ち込みは禁止されているので、法律を丸暗記しなければなりません。
最終審査に合格した後、研修期間を経て正式に教官として指導を開始します。
自動車学校教官の求人募集
基本的には欠員が出た場合に募集が出ます。公認教習所の求人を直接探すか、ハローワークなどで、教習所の求人が出ていないかチェックするとよいでしょう。
また、教習所へ直接電話するという方法もあります。
不況と少子高齢化により、自動車免許を取得する人が減っており、教習所の経営も厳しい状況だといいます。
高額な給料は期待できませんが、教習指導員の有資格者で経験のある優秀な教官を求める教習所は多いため、求人情報はすぐに見つかります。ただし、人口の少ない地方では求人は減ります。
指導員の資格がない場合、就職してから、数ヶ月後に審査を受けるのが一般的です。「指導員見習い」や「教習指導員候補生」などで検索してみるとよいでしょう。
21歳までは試験は受けられませんし、検定員なら25歳までは受験できません。教習所の受付や雑用をしながら、資格を取るまでは教官よりも低い給与で働くことになります。
自動車学校の教官って元警察官が多いの?
自動車学校の教官には、元警察官が多いです。
というのも、教官は交通法令すべてを丸暗記しているのが条件なので、元警察官の合格率が高くなるためです。つまり、公認教習所の教官試験はそれほど難しいのです。
運転技術にしても、勘や慣れではなく、道路のどの位置で正しく停車するとか、白線から何センチ手前で停車するとか、何秒前にウィンカーを出すなど、かなり細かく覚えていなければなりません。
教習指導員の試験はかなり厳しいものです。
警察官の仕事には道交法や法令も関わっているので理解しやすいといった面があり、またパトカーの運転で技能に自信がある人もいるので、自動車学校教官に転職する人が多いのだと考えられます。
指定自動車教習所指導員の合格率や難易度は?
参考書や教則本は丸暗記に近い形で覚えなければなりません。論述、正誤式試験どちらも、ほぼ95%以上正確に答えられるか、筆記試験では3問しか間違いは許されません。
加えて、正確な法令通りの運転を正確に行える技能が必要ですから、これは二種免許以上の技能が必要となるでしょう。
合格するまで4回、5回と試験を受ける人も大勢います。正式な合格率は発表されていませんが、一説には57%~58%くらいの合格率だといわれています。
検定員となる場合は、更に運転技能試験が難しくなります。
運転席に試験官が座り運転し、助手席に受験者が座って、脱輪、フラつき、確認忘れを気が付かないように行い、それをすべて採点表でチェックする試験が行われます。
論文試験、面接試験は、当然教則や法令が完璧に頭に入っていないと無理です。
一般的には、指導員として経験を積んでから、検定員を目指します。
自動車学校教官の口コミお給料
給料:30万円
元JR職員からなりました。警察官からなる人も多いです。
給料:25万円
セカンドライフ的な感じですが仕事なので責任感があります。知人が交通事故で亡くなったのをきっかけにこの仕事に興味を持ちました。
給料:20万円
北海道でやっています。くせのある人達が生徒に多いので大変です。
あなたが持っている仕事への誇りや生き方、プライド、かっこよさ・給料を教えてください
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匿名さん
元介護職からです
やりがいのある仕事ですね
服部
52歳で年収は約800万円です。
匿名さん
バイク屋
↓
ネットワークエンジニア、ホームページ作成
↓
指導員見習いです
特になし
【給与について】
データとおり、日本の平均給与よりはいいですね。
教習料金を安くしている教習所は、朝から晩までひたすら教習らしいです。稼働率を重視。その分給与も良いですね。
料金以外で価値を出す教習所では、教習以外にも教材の改善、教習接遇向上研修、外部セミナーなどに積極的に参加しているようです。サービス重視。ただし、朝から晩までひたすら教習をしている教習所に比べて給与は低いかも。(もちろん日本の平均給与よりは良いですが)
【仕事の面白さ】
車のことを何も知らないお客様に安全運転ができるドライバーになって頂くことが使命ですね。
技能教習は基本的に1対1なので気は抜けませんし。(路上は特に)
学科教習はお客様の理解度が千差万別なので、様子を伺いながら進める難しさがあります。
【総合的に】
一昔前までは、『教習指導員は怖い』というイメージがありましたが今はほぼないと思います。
若者からお年寄りまで様々な年代、そして様々な性格の方に対して、辛抱強く接することが出来る方、私が安全運転ができるドライバーに育てる、というようなことに興味がある方が向いていると思います。
匿名さん
この仕事は夏休み、冬休みは月1〜2日しか休み無し残業100時間越えます
匿名さん
内の教習所は給料安すぎです 大型二輪の指導員資格で手当て月800円 普通二種全ての検定員の資格取ってる人が月検定員手当3000円だと言ってました30年以上勤めているのに基本給19万だって
特になし
自動車学校から近隣の自動車学校へ就職しました。自動車学校は、個人経営ですので各学校により、給料、勤務体系等の待遇面が全然違います。ちなみに年収は450万から550万円にアップしました。
私の場合、前に努めていた学校にて、ほとんどの資格を取っていたので、就職には有利でした。
この仕事で飯を食っていこうとしている方は、積極的に資格取得にチャレンジすることをお勧めします。
ベスピーノ
東京で指導員です。
ほぼ全ての教習業務に資格が必要。
その度に試験を受けます。
私は普通車 中型車 大型車 普通二輪 大型二輪 応急救護 高齢者講習 認知検査員 適正検査員 各検定資格があります。
まぁー大変ですわ。。勉強。。。
都道府県によって多少難易度は違うみたいです。
年収は600万くらい 15年勤務
教習業務おわればスパッと帰れます
早番は9時から8時
遅番は10時から9時です
賞与は2〜2.3ヶ月
匿名さん
パソコン教室のインストラクターから指導員になりました。
見習いとして始まり、2年程で指導員になりました。
一発で指導員になる人もいますが、私は5回目でなりました。
現在2年指導員をやってますが、手取り28万位です。
繁忙期になると、50万近く貰えてます。
(たいへんですけどね笑)
特になし
前職は工事、資格取得まではバスの運転手として働き、入社から四か月で試験に合格して指導員になりました。
給料は手取りで13万くらい、賞与は無し。就業場所によってはあまりお勧めはできないです。教習業務が好きじゃないと務まらないかと。
ただ、春休みは残業が100時間を超えるので10万くらい手取りが増えます。
匿名さん
勤続30年以上で、資格もほぼとってるのに、給料が、バブル崩壊後、一度に下がってから、あがらず、手取り20万ないときがあります。どうして、みなし公務員の恩恵は、受けれないのでしょうか、賞与も、もち代
ていどです。定年までまだ10年あります。
匿名さん
元、職員でした。
指導員→430万円位
検定員→470万円位
副管理者→540万円位
こんな感じだったでしょうか。
匿名さん
技能検定員資格持って、最終的には自動車学校を辞めた。うちの自動車学校は検定員取って年収300万くらい、
匿名あ
検定員してますが、会社によりきりの仕事です!で、下手くそでも指導員になれます❗️
匿名さん
年収400万くらい。
拘束時間が長く、1~3月は5勤1休で他所では6勤もザラ。
8:00~20:00残業毎日。
平日休めるのはいいが、年間休日は100日ほど。
社員は昔気質の人が多く、たくさん働くのが使命で、
教習以外の社会人スキルがほぼなく、名刺の渡し方も知らない。
他業種から来ると閉鎖的な環境に驚くと思います。
勇猛なの男
教習指導員を6年間お勤めして辞めました
ここの業界は未来はありません
年収が400万ですが、残業が年間720時間以上
80連勤以上は当たり前の世界です
80連勤ですよ?36協定の特別条項など自分なりに調べて詳しくなってしまいましが、それが違法ではないみたいな世界が怖い…
県によっても料金体系や勤務時間は変わります
S県は年収500万の同期がいますが年間残業850時間以上でしたね笑
繁忙期は最高に休みが取れる職場でも月2回が定番です
繁忙期だけならいいやって思わないで下さい
7月半ば〜9月終わり、11月後半から4月半ばが繁忙期です
年半分ぐらい休みないです
年間休日は求人票は嘘の塊で80日切ります
孤高の女
勤続20年
繁忙期は月に1度しか休みがありません
繁忙期→手取り50万
閑散期→手取り28万
うるとらばいおれっとと仲良しこよし
過疎地 ブラック教習所勤務
勤続10年
異種指導員資格や
技能検定員にもなりましたが
手取り10万円弱
年収250万円切りそう
勇猛なの男
埼○県で働いてました。
勤続6年くらいで400くらいでした。
副管理者でも500弱と聞いて、逃げ出しました(笑)
今は全くの別業会で年収600万もらってます。
戦術的な男
兵◯県で働いています。
勤続年数5年目で340ぐらいです。
残業があってこそ生活できるレベルの給与をもらえるため、必死に働いてます。
有給も取れますが、残業がなくなると給与が大幅に下がるため一度も取ったことがありません。
現在、検定員以外のほとんどの指導員資格を持っていますが資格手当については、みならいから指導員になった際の指導員手当のみで、給与に変化はありません。
ただ、仕事内容はとてもやりがいがあるので、給料が一般企業並みに高ければ良い仕事だと思います。