子持ち年収600万円と独身年収600万円の給料額・手取り・生活実態・割合を比較した実態 | 給料BANK

これで完璧!子持ち年収600万円と独身年収600万円の生活実態を比較した結果

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これで完璧!子持ち年収600万円と独身年収600万円の生活実態を比較した結果

子持ち年収600万円と独身年収600万円の生活実態画像

子持ち年収600万円と独身年収600万円の生活実態を比較

国税庁が毎年調査している「民間給与実態統計調査」によると、平成27年度の年間平均給与は420万円となっています。年収帯の人数別パーセンテージをグラフにしてみました。

年収帯の人数別パーセンテージグラフ画像

年収400万円代がボリュームゾーンとなっている、というほどパーセンテージを占めてはいません。
どうやら少数の高年収の人々が平均を引き上げることで年収420万円という数字が算出されているようです。低年収世帯は思った以上に多いということがわかります。年収600万円未満が全体の70%以上を占めていることを考えると、年収600万円というのは「勝ち組」であるともいえます。「大金持ち」というほどの年収ではありませんが、国民の上位3割に足を突っ込んでいるのが年収600万円です。
東京商工リサーチの調査によると、約3000社ある上場企業の平均年収が2016年は605万7000円とのこと。
前年度までは500万円台だったのが、調査開始以来初めて600万円台になったそうです。
年収600万円というのは、上場している大企業に勤める人のごく平均的な給料ということです。一説には、アニメ「クレヨンしんちゃん」の野原ひろしの年収が約600万円といわれています。大卒の30代の商社マンなので、十分あり得る数字です。
 
さて、そんな年収600万円、一体どんな生活スタイルになるのでしょうか?家族持ちと独身者、両者をモデルケースを参考に比べてみました。

【子持ち・独身】年収600万円の月額給与・手取りの実態

年収600万円といっても、まるまる600万円が手元に入ってくるわけではありません。
所得税や年金保険料、住民税、雇用保険料などは、正社員ならば必ず給料から差し引かれます。
年齢によっては介護保険料なども天引きされて支払われることから、手取りはグッと減ります。扶養家族の人数などによって手取りは変わってきますが、およそ年収の80%くらいが手取りとなると思ってよいです。
よって、年収600万円の人の手取りは、470万円~490万円くらいとなります。
月額の給与は、ボーナスが4ヶ月分出るとすると、600万円÷16ヶ月=37.5万円となります。
手取りの給料は30万円です。
毎月30万円の中から、やりくりをすることになります。年2回のボーナス月には、総支給額が112万円、手取り90万円になります。自営業者の場合はボーナス分が月割りとなるので、600万円÷12ヶ月=50万円が毎月手元に入ります。
とはいえ、自営業者はそこから税金などを自分出払うことになるので、実質サラリーマンと同じくらいの金額が毎月の生活費となります。
 
参考:手取り30万、31万、32万、33万、34万円の給料や職業・車・生活力を解説!
参考:手取り35万円、36万円、37万円、38万円、39万円の給料額面・車・家賃を解説!

子もち年収600万円の生活スタイル【月にかかる費用など】

住居費は収入の20%から30%くらいが妥当だといわれています。
年収600万円の世帯なら、7万5000円~11万円くらいのところに住むのが一般的です。
ちょうど住宅ローンを組むのも、この年収600万円というのがラインになっているという話もあります。事実、住宅金融支援機構フラット35利用者調査によると、マンション購入者のおよそ6割が年収600万円以上だそうです。
20代では年収600万円はなかなか到達できませんが、30代後半から40代にかけて年収600万円くらいになる、という人も多いのではないでしょうか。
ちょうどその頃には子どもも小学生から中学生くらいで、部屋数も必要になりますね。家を建てるなら今、という考える家庭が想像できます。
 
★給料月額37万5000円(手取り30万円)、妻(専業主婦)、子ども2人。都内在住。
家賃・住宅ローン:11万円
食費:7万円
光熱費:2万円
通信料:2万円
貯金:4万円
その他諸経費:3万円
毎月自由に使えるお金:1万円

 
ある程度大きな子どもが2人いると、3LDKか4LDKくらいの広さの家が必要になります。
都内ということを考慮すると、賃貸でも持ち家のローンでも11万円くらいはかかると予想されます。
地方であれば、住居費はもう少し抑えられるかもしれません。食費も安く見積もっても6万円以上はかかります。総務省の調査によると年収600万円世帯は7万8000円くらいかけているそうです。生活に少し余裕が出てくると外食も増えるので、その分食費への出費も多くなるのでしょう。その他諸経費は学資保険や生命保険なども含まれます。
また、学校やクラブ活動、習い事などの経費もかかってくると予測されることから、貯金額は家庭によってはもっと低い可能性もあります。
毎月自由に使えるお金は、思ったよりもない、というのが実情のようです。
年収が増えれば住居費や食費にお金を使うようになるので、そこまで余裕がある生活、というわけではないようです。もっと生活にゆとりを持たせるためには、妻が扶養範囲内でパートに出るなどの努力が必要になります。

独身年収600万円の生活スタイル【月にかかる費用など】

独身者の年収600万円、というのはどのような生活スタイルになるのでしょうか?
★給料月額37万5000円(手取り30万円)、一人暮らし。都内在住。
家賃・住宅ローン:10万円
食費:5万円
光熱費:1万5000円
通信料:1万5000円
貯金:7万円
その他諸経費:2万円
毎月自由に使えるお金:3万円

 
独身で一人暮らし、年収600万円あれば、防犯なども考えてそれなりの賃貸マンションに暮らしていると予想されます。
人によっては倹約して家賃7万円くらいのアパート暮らしをしている人もいるかもしれません。
食費はほぼ外食となると予測し、約5万円です。光熱費や通信費は年収が増えたからといって家族の人数は変わらないので、年収500万円の人とはそう変わらないはずです。
自由になるお金や、貯金など、個人によって差が出て来るのもこの年収帯ならではかもしれません。人によっては安定した収入が毎月あるから貯金はせずに、趣味など好きなことに使うという人もいれば、老後や結婚のためにガンガン貯金にまわしている、という人もいるでしょう。
国産車や中古の輸入車なんかを購入する人も増えるのが、独身者の年収600万円です。
国民の上位30%ですから、ある種のステイタスも持つ余裕があります。
また、仕事がかなり忙しいということもあって、家電や自動車など少しでも時短でき楽ができるモノを買う、という人もいるかもしれません。

年収600万円の割合

国税庁の「民間給与実態統計調査」によると(上記グラフを参照)、年収600万円以上~700万円未満は9.7%です。
全人口の上位30%のうちの約3分の1が年収600万円台の人、ということになります。一般的に「高給取り」というと年収1000万円くらいを想像しがちですが、数字で見ると年収600万円も十分「高給取り」の部類に入ります。
とはいえ、家族持ちではそれほど贅沢ができるわけでもなく、独身者でも湯水のようにお金が使える、というわけではありません。低年収よりも住む場所や食事の選択肢が増える、という点が違うといえるでしょう。

年収600万円になれそうな職業は?

年収600万円、月額給与約37万円がもらえる職業をいくつかご紹介します。
陸上自衛隊
海上自衛隊
航空自衛隊
小学校教諭
目立つのは、「公務員」です。
地方公務員は、自治体にもよりますが年収600万円台が平均となっています。売上や景気に影響されない安定職である公務員は、生活にも特別不自由しない年収600万円というのが一般的な年収です。
港湾労働者
など、厳しい肉体労働の仕事も、平均年収600万円です。
また、
プロゲーマー
カーデザイナー
など、個人の技術や才能が活かせる職業にも、年収600万円の人が大勢います。
このほか、前述したとおり上場企業の会社員の平均年収が600万円なので、大企業に勤める人はだいたいそれくらいの年収になります。
 
「勝ち組」に一歩足を踏み入れた年収600万円。
贅沢三昧な生活はできませんが、住むところや食事、趣味など、ある程度選択の自由度が増すのがこの年収帯です。一般的な地方自治体の公務員の平均年収でもあります。労働者全体の平均は400万円程度ではありますが、世間一般の言うところの「平均」というのはこの年収600万円くらいを想定している場合もあります。
「上位30%の上級国民だ!」などと驕らず、身の丈にあった生活をすることが大切です。
 
参考:職業別給与年収ランキング早見表