日給が2万円を超えるアルバイトランキング | 給料BANK

日給が2万円を超えるアルバイトランキング

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はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢっと手を見る

誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?石川啄木の有名な歌です。
1910年(明治43年)に詠まれた歌ですが、100年以上経った現在でも状況は変わらずといったところでしょうか。
まぁ実際の啄木はまとまったお金が入るとプロの女性にパーっと散財していたそうですが……。
でも生活が苦しいなぁ~家族を養うの負担だわ~と思っていたのは事実のようです。東京朝日新聞に勤めていた当時、月給は25円。

今の価値にすると50万円くらいです。年収は403円だったといいますから、今の金額にすると年収800万円ですね。結構もらってんじゃん!という批判は置いておいて。お金の価値は人それぞれです。

時は平成、現在のサラリーマンの平均年収は420万円くらいだといわれています。仮に年間250日働くとすると、日給は1万6800円となります。
日給2万円で年間250日働いたら、年収は500万円になります。サラリーマンの平均所得を超える金額です。これくらい稼げるなら、別に正社員じゃなくてもいいんじゃない?と思う人もいるかもしれません。社会保障などは天引きされませんが、自分できちんと管理して税金を納めていけば問題ありません。
日給1万円なら、ワーキングプアギリギリ。日給2万円なら、サラリーマンの平均以上。
この差はかなり大きいといえます。それでは、日給2万円の手取りと仕事について、詳しく見てみましょう。

日給2万円のアルバイト画像

日給2万円って手取りだとどのくらい?

日額2900円以上、月額だと8万8000円以上は源泉徴収がされることになっています(平成29年度)。
源泉徴収の額は「源泉徴収税額表」によって定められており、扶養家族の人数などによって異なります。

たとえば、日給2万円を日払いでもらう場合、扶養家族が0人の甲欄だと、1575円が引かれます。
日額1万8425円が手取りです。月額で40万円もらうとすると、1万6510円が引かれます。手取りは38万3490円です。住民税、年金、保険など必要な税金を差し引くと、手取りは32万円くらいといったところでしょうか。
一人暮らしでかかる生活費は、
・家賃:6万6000円
・食費:2万円
・光熱費:7000円
・水道料金:3000円
・通信費:1万1000円
・日用品費・医療費:3000円
・交際費:1万円
・雑費・被服費:2万円
合計:14万円

となるので、月収32万円ならかなり余裕ですね。これなら家族を養うこともできそうです。贅沢をしなければ貯金もできそうです。日給2万円で年収500万円あれば、子どもが2人くらいいてもなんとかなりそうです。
実際に年収500円のサラリーマンで、妻は専業主婦、子どもは1人か2人という家庭は全国にたくさん存在します。(3人以上ももちろんいます。)切り詰めれば子どもを全員大学に通わせることもできるかもしれません。

日給が2万円で楽なアルバイトのランキングと仕事内容

日給1万円と日給2万円の違いは、仕事内容にも色濃く現れています。日給1万円(時給1250円)の仕事は、年齢制限も比較的ゆるく、仕事内容も特に技術や資格が必要だといったものはありません。

しかし、日給2万円ともなれば、求められるものもより高度になります。技術がなければ、体力などが求められる仕事が増えます。ただ見てるだけ、数えるだけ、ボーっとしてるだけ、というような簡単な仕事はまずありません。
その中でも、比較的働きやすく人気のある仕事を、給料バンク独自にランキングにしてみました。

1位 通訳
語学力があるのが条件となりますが、通訳の仕事は日給や単発での仕事が多く、人気もあります。英語以外のマイナーな言語を話すことができると、需要と供給のバランスにより日給が高くなる傾向があります。

2位 結婚式場の映像撮影・編集
カメラの技術や映像編集の技術があるとできる仕事です。経験によって日給2万円ほどもらえるところがあります。
顧客にとっては一生に一度の大切な行事なのでカメラマンの責任は重大ですが、人様の幸せな門出を記録するという仕事はやりがいがあるものです。

3位 システムエンジニア
日給というよりは、時給2500円以上での募集となります。プログラミングやシステム関係の技術が必須ですが、仕事内容によっては時給3000円以上となることもあります。
1日の単発仕事というのはまずありませんが、数週間~数ヶ月間の短期間での仕事はあり、派遣社員として継続的に働ける場合もあります。中には正社員登用をしているところもあります。

4位 訪問看護師/夜勤専従の介護士
看護師の資格があれば、どこでも引く手数多です。病棟看護師は激務だったり人間関係が大変だったりということもよくあるようですが、訪問看護師はその辺りが比較的楽な傾向があるようです。在宅介護を支える仕事であり、今後もなくなることはありません。
同じく介護の世界で活躍する介護士も、資格が必要で募集がたくさんある仕事です。昼間の勤務では時給も日給も安くなりますが、夜勤専従となると日給2万円の仕事があります。

5位 トラックドライバー
体力的には大変なこともあるトラックドライバーですが、運転が好きで、あまり人間関係にとらわれずに働きたいという人にはもってこいの仕事です。移動距離にもよりますが、日給2万円以上の仕事も多くあります。

パソコンやネットワーク関連の知識や技術や、語学力、名称独占資格、運転免許など、やはり技能が必要になるのが日給2万円です。日給1万円からステップアップしたいと思う人は、体力をつけて肉体的な重労働をするか、早めに技能を身につけることにより日給2万円が可能となります。

日給が2万円を超える仕事の探し方(サイト紹介など)

現在アルバイト情報サイトは30社以上が存在し、求人数は都内なら数万件、地方なら数百~数千件が常時募集しています。

しかし、日給2万円以上となると、求人情報の数はグッと減ります。特に地方によってはまったく求人情報がない場合もあります。
日給2万円以上のアルバイトを探すなら、首都圏近郊に絞って探すのがよいかもしれません。
また、日給にとらわれず、「時給2500円(実働8時間)」という条件で探してみるのもよいでしょう。
実質的には日給2万円です。時給2500円以上の仕事は、ITやエンジニア系の求人サイトにも多数あります。また、看護師資格などがあれば時給3000円以上での仕事もあります。単発の仕事で日給2万円となると、資材搬入など体力勝負の仕事がほとんどです。中高年や女性には厳しい仕事ですが、若くて体力のある男性なら、全国で仕事を見つけることができます。

自分の技能や資格、体力に合わせて選ぶことができるのが日給2万円の仕事の魅力です。
技能さえあれば、フリーランスでもサラリーマンの平均年収以上を稼ぐことが可能であるともいえます。
はたらけば、はたらいた分だけ収入は得られます。楽になるかならないかは、生活水準や価値観によります。さあ、ぢっと見ていた手でマウスを持って、日給2万円の仕事を検索してみましょう。

 

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