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50歳~54歳の平均年収と給料
50歳、51歳、52歳、53歳、54歳の年収を大卒短大卒高卒別・大企業中企業小企業別で調査してみました。
50歳、51歳、52歳、53歳、54歳の平均年収・平均給与・給料手取り
50歳~54歳の平均年収 | 558.0万円 |
50歳~54歳の平均給与 | 34.9万円 |
50歳~54歳の手取り | 31.0万円 |
50歳、51歳、52歳、53歳、54歳の年齢別年収
50歳の年収 | 474.3万円 |
51歳の年収 | 502.2万円 |
52歳の年収 | 558.0万円 |
53歳の年収 | 613.8万円 |
54歳の年収 | 641.7万円 |
50歳~54歳の男性女性の平均年収
年収・給料構造基本統計調査を参照してみると、
50歳~54歳の男性の平均年収は約688万円、女性の平均年収は約427万円となっており、男女を合わせて考えた場合、50歳~54歳の平均年収は約558万円となります。
この数字から平均月収を推測すると、50歳~54歳の平均月収は約35万円となり、ここから厚生年金や住民税などが引かれていくため、50歳~54歳の社会人の1か月の手取り額はおよそ31万円ほどであると推定されます。、
この年代は男性・女性共に賃金の対前年比伸び率が高いことが特徴ですが、女性の賃金は46歳~49歳の年代とほぼ変化していません。
学歴別(大卒・短大卒・高卒)の50歳~54歳の年収
男性 | 女性 | |
大学・大学院卒 | 870.4万円 | 638.4万円 |
高専・短大卒 男性 | 654.4万円 | 459.2万円 |
高校卒 | 556.8万円 | 360.0万円 |
学歴別に50歳~54歳の賃金を見てみましょう。
大学・大学院卒の男性が約870万円、女性が約638万円、高専・短大卒の男性が約654万円、女性が約459万円、高校卒の男性が約557万円、女性が約360万円となっています。
この年代まで来ると学歴ごとの賃金差は顕著になってきて、男女とも大学・大学院卒と高校卒の間の賃金差は300万円近くまで広がってきています。
同じ学歴でも男女で200万円近い差が出てきていることも特徴と言えるでしょう。
企業規模別(大企業・中企業・小企業)に見た50歳~54歳の年収差
男性 | 女性 | |
大企業 | 824.0万円 | 484.8万円 |
中企業 | 651.2万円 | 430.4万円 |
小企業 | 532.8万円 | 366.4万円 |
続いて企業の規模別に50歳~54歳の年収を比較していきます。
大企業に勤める男性が約824万円、女性が約489万円、中企業に勤める男性が約651万円、女性が約430万円、小企業に勤める男性が約533万円、女性が約366万円となっています。
男性の大企業優位の状況は相変わらず変わりませんが、45歳~49歳で見られた女性の賃金の格差に関しては、50歳~54歳では再びその差が均一化してきています。
小企業の女性の賃金が1つ若い年代と比べて、初めて減少に転じたのも特徴と言えるでしょう。
50歳~54歳の給与年収分布割合
給与 | 割合(%) |
0~99000万円 | 0 |
100000~119000万円 | 0.2 |
120000~139000万円 | 0.7 |
140000~159000万円 | 1.5 |
160000~179000万円 | 2.1 |
180000~199000万円 | 2.8 |
200000~219000万円 | 3.3 |
220000~239000万円 | 3.5 |
240000~259000万円 | 4.1 |
260000~279000万円 | 4.6 |
280000~299000万円 | 4.8 |
300000~319000万円 | 4.9 |
320000~339000万円 | 5 |
340000~359000万円 | 4.6 |
360000~399000万円 | 9.4 |
400000~449000万円 | 10.9 |
450000~499000万円 | 8.8 |
500000~599000万円 | 12.4 |
600000~699000万円 | 7.8 |
700000~799000万円 | 4.4 |
800000~899000万円 | 2 |
900000~999000万円 | 0.8 |
1000000~1199000万円 | 0.8 |
1200000~0万円 | 0.8 |
50歳~54歳の方の月収での賃金分布 の特徴を見てみると、上位から順に50万~60万、40万~45万、36万~40万、45万~50万、60万~70万となっており、
50歳~54歳というのはまさに働き盛りで賃金としても高くなっているのが分かります。
この上位5分布の中に50歳~54歳の人のほぼ半分である、49.3%のことが入っていることからも、各会社での中心的な役割を担っているのがこの世代であるということが言えるでしょう。