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55歳~59歳の平均年収と給料
55歳、56歳、57歳、58歳、59歳の年収を大卒短大卒高卒別・大企業中企業小企業別で調査してみました。

55歳、56歳、57歳、58歳、59歳の平均年収・平均給与・給料手取り
| 55歳~59歳の平均年収 | 533.0万円 |
| 55歳~59歳の平均給与 | 33.3万円 |
| 55歳~59歳の手取り | 29.0万円 |
55歳、56歳、57歳、58歳、59歳の年齢別年収
| 55歳の年収 | 453.1万円 |
| 56歳の年収 | 479.7万円 |
| 57歳の年収 | 533.0万円 |
| 58歳の年収 | 586.3万円 |
| 59歳の年収 | 613.0万円 |
55歳~59歳の男性女性の平均年収
年収・給料構造基本統計調査を参照してみると、
55歳~59歳の男性の平均年収は約659万円、女性の平均年収は約408万円となっており、男女を合わせて考えた場合、55歳~59歳の平均年収は約533万円となります。
この数字から平均月収を推測すると、55歳~59歳の平均月収は約33万円となり、ここから厚生年金や住民税などが引かれていくため、55歳~59歳の社会人の1か月の手取り額はおよそ29万円ほどであると推定されます。
今まで1つ前の世代に比べると上昇し続けてきた賃金でしたが、55歳~59歳の世代で初めて、1つ前の世代よりも賃金が下がるという結果になっています。
学歴別(大卒・短大卒・高卒)の55歳~59歳の年収
| 男性 | 女性 | |
| 大学・大学院卒 | 835.2万円 | 601.6万円 |
| 高専・短大卒 男性 | 633.6万円 | 456.0万円 |
| 高校卒 | 548.8万円 | 352.0万円 |
学歴別に55歳~59歳の年収を見てみましょう。
大学・大学院卒の男性が約835万円、女性が約602万円、高専・短大卒の男性が約634万円、女性が約456万円、高校卒の男性が約549万円、女性が約352万円となっており、学歴ごとの男性と女性の年収差は180万円~230万円ほどになっています。
同性の中での学歴ごとの差は、今までの傾向を維持していると言えるでしょう。
企業規模別(大企業・中企業・小企業)に見た55歳~59歳の年収差
| 男性 | 女性 | |
| 大企業 | 780.8万円 | 465.6万円 |
| 中企業 | 641.6万円 | 404.8万円 |
| 小企業 | 531.2万円 | 368.0万円 |
続いて企業の規模別に55歳~59歳の年収を比較していきます。
大企業に勤める男性が約781万円、女性が466万円、中企業に勤める男性が約642万円、女性が約405万円、小企業に勤める男性が約531万円、女性が約368万円となっています。
30代で見られていた、男性は相変わらず中企業と小企業の年収差よりも、大企業と中企業の年収差のほうが大きいことは変わりませんが、中企業と小企業の差も大台の100万円に乗りました。
女性の傾向はこれまで通りのものを維持しています。
55歳~59歳の給与年収分布割合
| 月収 | 割合(%) |
| 0~99000万円 | 0 |
| 100000~119000万円 | 0.3 |
| 120000~139000万円 | 0.9 |
| 140000~159000万円 | 2.1 |
| 160000~179000万円 | 3.2 |
| 180000~199000万円 | 3.3 |
| 200000~219000万円 | 3.7 |
| 220000~239000万円 | 4.3 |
| 240000~259000万円 | 4.6 |
| 260000~279000万円 | 4.3 |
| 280000~299000万円 | 4.6 |
| 300000~319000万円 | 5 |
| 320000~339000万円 | 4.4 |
| 340000~359000万円 | 4.7 |
| 360000~399000万円 | 9.2 |
| 400000~449000万円 | 11.1 |
| 450000~499000万円 | 8.7 |
| 500000~599000万円 | 11.9 |
| 600000~699000万円 | 6.5 |
| 700000~799000万円 | 3.4 |
| 800000~899000万円 | 1.7 |
| 900000~999000万円 | 0.8 |
| 1000000~1199000万円 | 0.7 |
| 1200000~0万円 | 0.7 |
5歳~59歳の方の月収での賃金分布の特徴を見てみると、上位から順に50万~60万、40万~45万、36万~40万、45万~50万、60万~70万となっており、上位5分布が50歳~54歳と全く同じになっているのが分かります。
上位5分布が占める割合は47.4%と50歳~54歳と比べると減っているので、会社で中心的な役割を担いつつも、後ろを育てつつ引退に向かう年齢。
賃金の減少が始まりはじめる年代なのかもしれません。






