【年収をあげる】年収査定された根拠を知ることで年収アップ方法を知る法則
目次
年収査定とは?
年収査定とは自分の年齢やスキル、働いている業界や業種などから自分の市場価値はどれくらいなのかを査定するということです。
この市場価値という目安はもし自分が転職活動をした場合に、どれくらいの年収がもらえるのか、どれくらいの年収なら狙えるのかという目安になるものです。
また年収査定をしてみて今の給料より低い数値が出たら、今の会社が自分の実力以上の給料をくれているということになります。
それとは逆に年収査定額が今の給料よりも高ければ実力以下の給料をもらっているということがわかるのです。
この年収査定と今の給料の比較から今の会社を続けるべきなのかということを判断する1つの指標になるのです。
年収は会社によって限界が決まってる
年収査定に興味がある方は今の年収に多少なりとも不満があるという方も多いのではないでしょうか。
今の年収を今までよりもあげたいと思う方もいると思いますが、実は年収が上がるのはある程度天井がありそれ以上はなかなか上がるものではないのです。
どうしても会社の規模や業界などで年収の限界というものが存在するからです。
例えば製造業のM社と同じ製造業のK社を比較してみます。
製造業M社の平均年収は711万円で同じ製造業のK社は520万円です。
同じ製造業で似たようなことをしている会社でも年収にして約200万円の差があります。
次に先ほどの製造業M社とメディア業のW社を比較してみます。
製造業のM社の平均年収は711万円でしたが、メディア業のW社は1025万円と約300万円もの差があります。
製造業では優位に見えたM社ですが、メディア業と比較すると年収が低く見えてしまいます。
こういったようにどうしても企業の規模や環境が年収を左右するということを知っておいてください。
年収を査定するポイントや根拠ってどういうものできまるの?
ではいったい年収を査定するポイントや根拠はどういうもので決まっているのでしょうか?
年収を査定するポイントや根拠は主に年齢、経験、スキル、この3つの掛け合わせで決めることが多いようです。
年齢
年収を査定する場合にはやはり年収はつきものです。
23~25歳あたりだと、大卒なら入社したばかりで新人教育を受けている途中なので経験的にはまだまだですが、逆を返せばまだ企業に染まっていない分ポテンシャルがあるのでそこを見込まれて年収が査定されたりするのです。
年齢だけの観点でいうと、29~32歳あたりの少し若めだけど社会人としての心構えは十分わかっているくらいの年齢が市場価値としては需要がありそうです。
経験
経験も年収査定のポイントとして必要不可欠です。
今の会社で自慢できるような経験がある人は他の会社に転職しても過去にそういった経験があるのだからやってくれるだろうという期待値が上がります。
プロ野球選手を例にすると、実際には同じ実力だったとしても甲子園で優勝したピッチャーの方が活躍してくれそうな気がすると思います。
自分の市場価値もこれと同じで、過去にやってのけた経験がたくさんあれば価値は上がるし、その経験がすごいものならばなおさら市場価値は上がるでしょう。
スキル
スキルは経験と似ていますが、イメージしやすいのは資格などです。
やはり、過去にこういう経験があったと言っても形としては残りにくいものです。
海外勤務しましたという経験と、海外勤務をしてTOEIC800点取れるくらいまでになりました、だったら後者の方が実力がわかりやすいです。
そう言った感じで形として残っているものがスキルあり、それが自分の市場価値をあげることに繋がります。
3つの掛け合わせ
もちろんそれぞれ大事な年収の査定ポイントなのですが、これらの掛け合わせが非常に重要になってきます。
例えば、他社でも通用するような経験を24歳ですでに経験しているのであれば市場価値は上がることが予想されます。
逆に29歳の年齢的には価値が高いとされている人でもなんのスキルもないとなれば他の同い年の人よりも価値が下がってしまう可能性があります。
先ほど紹介した、年齢、経験、スキルが掛け合わされてその人の市場価値が決定し、年収査定に響いているということを知っておきましょう。
今働いてるところで年収を上げるにはどうしたらいい?
自分の市場価値がわかり、今働いているところの年収が市場価値よりも低かった場合、自分の今の会社の年収をあげるにはどうすればどうすればいいのでしょうか。
まず、今の会社における自分の年収査定はどのように行われているのでしょうか。
近年年功序列ではなく実力による査定が行われるようにはなってきましたが、やはりまだまだ年齢が高い人の方が年収が高い傾向があります。
また、平社員よりも課長、課長よりも部長の方が年収が高くなる傾向がありますが、それでもやはり部長が課長よりも年下というケースはあまり内容に見受けられます。
もちろん年齢以外でも、結果を出せばそれが評価されて年収が上がることはありますが、企業によっては給与レンジというものが設定されており、課長の基本給はMAX35万などがあるためにどんなに結果を出しても天井がある場合があります。
では今働いているところで年収をあげるにはどうすればよいのかというと、出世する、残業する、資格を取るなどがあげられます。
出世する
給与レンジというものが存在するなら、大幅に年収をあげたいとなれば出世して役職をあげるしか方法はありません。
しかし、管理職というものはそんなに頻繁に異動するものではないので狭き門だと言えるでしょう。
また、中小企業などであれば会社の規模がどうしても大手には負けるので、役職に就いても大幅な年収アップは見込めない可能性があります。
残業する
役職は簡単にあげることはできないため残業代で年収をあげる方法があります。
残業時間は割増賃金なため、すればするほど給料をあげることができます。
しかし、残業代が出ないというブラック企業も存在するのでそういう会社では残業代で稼ぐというのは難しそうです。
資格を取る
年収をあげる方法として資格を取ることも1つの方法です。
資格手当がある企業であれば、月ごとにプラスで手当がもらえるのでそれが12ヵ月分となるとかなり大きいです。
ただし、中小企業などでは資格手当などの制度がない場合も多々ありますので資格を取ったからといって必ずしも年収が上がるわけではありません。
以上のことから今いる会社で年収をあげることは難しいということがわかります。
年収をあげたいのであれば転職することが一番の近道だと考えられます。
おすすめの年収査定
ここで自分の市場価値を知るためにおすすめの年収査定サイトや年収分析カウンセリングをご紹介します。
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年収をあげたいなら年収UPに特化した転職エージェントもおすすめ
年収査定を行い自分の年収を上げたいと思った方は、今いる会社の年収をあげることはなかなか難しいので、転職をするのが得策だと思います。
もし、転職をするなら年収UPに特化した転職エージェントを利用するのがおすすめです。
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