新聞配達員の給料年収や、高年収になる方法、求人の探し方、口コミ本音年収|「給料BANK」

新聞配達員の給料年収を解説します。

新聞配達員の年収【年代別理想の年収プラン】

新聞配達員としてこのぐらいの年収はもらえてたらいいなと思う理想の年収を考察してみました。

新聞配達員の給料・年収補足

20代の給料：8万円（推定）
30代の給料：9万円（推定）
40代の給料：10万円（推定）
初任給：5万円　
　
　
　
算出方法：求人サイト、口コミなどを参考にした新聞販売店のアルバイトの給料相場から算出。朝刊、夕刊ともに配達した場合の給料となっています。
　
　
上記平均給与から算出してみると、年収はだいたい
60万円～120万円となると予測されます。
　
札幌の求人調査結果：４万～10万円
東京の求人調査結果：15万～28万円
大阪の求人調査結果：4万～25万円
福岡の求人調査結果：７万～25万円
※アルバイト、正社員の求人含む。

新聞配達員の手取り

上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい
４万円～10万円万円となりそうです。

新聞配達員の仕事内容

新聞配達員は、新聞販売店に勤務し、担当エリアの契約者に朝刊・夕刊を配達するのが仕事です。ただ新聞を配達するだけでなく、印刷所から新聞を運んできたトラックから新聞を荷下ろしし、チラシを折り込んだりといった作業を行ったり、集金を担当したりします。
毎朝早朝２時前後からの仕事となり、配達時間はおよそ２時間～３時間程度、前後の作業を含めると４時間程度の拘束時間となります。
新聞配達業務は原付バイクや自転車で行うのが一般的です。一般社団法人日本新聞協会の調査によると、2018年の時点の新聞販売所の従業員数は28万6384人となっています。

新聞配達員になるには？【資格・試験難易度】

新聞配達員は年齢、経験不問で募集していることが多く、18歳未満の若年層から60歳以上の高齢者まで幅広い年齢層が働いています。特別な資格は必要ありませんが、配達するために原付バイクの免許があった方がよいでしょう。
免許がなければ自転車で配達することもできますが、効率よく配達するためにはバイクの方が有利なので、採用後に免許の取得を勧められることが多いです。
給料は日払い手渡し制度を採用していたり、販売所に寮が用意されていて住み込みで働けるところもあります。専業ではなく副業で新聞配達員をすることも可能なので、主婦や会社員が早朝の空いている時間にアルバイトをしていることもあります。
門戸が広い職業ではありますが、誤配や遅配、不配などに関しては厳しいペナルティが課せられることもあるので注意しましょう。
求人サイトやアルバイト情報誌、ハローワークなどで募集しているので、自分の働きたい地域の販売店を探すとよいでしょう。一般的には人口が多い＝契約者が多い都市部の方が地方よりも販売店が多く、募集も多く出ています。

新聞奨学生とは？

新聞配達員の中には、「新聞奨学生」と呼ばれる学生がいます。新聞奨学生とは、新聞社が学費の一部、または全額を奨学金として出す代わりに、在学中は新聞配達員として働くという奨学金制度を利用する人を指します。
　
基本的に働く新聞販売所は学生が選ぶことはできず、新聞社が大学の立地や人材不足の店舗を考慮して決定します。
新聞奨学生は朝刊を配達してから日中は学校に通って、夕方に夕刊を配り、時には集金も担当します。通学の交通費が支給されたり、寮に入ることができるので生活費の負担が少なくて済み、また毎月給料も支給されます。
経済的に問題を抱える学生にとってメリットは大きいといえますが、労働環境が劣悪なところも多く、精神的、肉体的に大変で学業との両立が難しくなり途中で挫折してしまう人もいます。
逆に新聞奨学生として働いて学校を卒業したという経歴があれば「真面目で根性がある」という印象を与えるため、就職面接の際にアピールできます。

新聞配達員で正社員になるには？

新聞配達員のアルバイトから新聞販売店の正社員になることは可能です。ただし、販売店によっては家族経営など小規模で新規の正社員を採用していないところもあるので、なるべく規模の大きな販売店に勤めるとよいでしょう。
アルバイトは新聞配達が主な仕事内容になりますが、正社員になると新聞配達だけでなく、顧客管理や新規契約者獲得のための営業なども行わなければならず、配達時間外も働かなければなりません。
新聞という性質上長期休みも取りにくいといったデメリットもありますが、安定した収入が得られるという点では大きなメリットがあるといえるでしょう。
　
最近では人手不足となっている販売店が多く、採用した人に長期間働いてもらいたいといった理由から、積極的に正社員を募集しているところもあります。
住み込みOKや寮完備、家賃補助、光熱費負担など、福利厚生に力を入れているところも増えてきています。アルバイトでは月給10万円前後だったのが、正社員になると都市部では25万円を超えるところも多いです。ただし、その分責任も重くなります。

コラム１　新聞配達員の最高時給と時給を上げる方法

新聞配達員の月給は、朝刊の配達で５万～10万円程度、夕刊の配達で３万～６万円程度が相場になっています。
朝夕ともに配達するとしたら10万円前後が月給になります。収入は多くはありませんが、拘束時間が短いのでアルバイトで多く稼ぐのは難しいです。
求人サイトでは、首都圏がもっとも高く時給1300円前後での募集がありました。首都圏は求人数も地方より多くなっています。地方では時給850円～1000円前後と、首都圏よりも時給は低い傾向があります。
新聞配達員として時給を上げるには、朝刊だけでなく夕刊も配達すること、また集金や営業なども担当して稼働時間を増やすことがもっとも早い方法です。
都市部では月給制のアルバイトやパートを募集しているところも多いので、拘束時間は長くなりますがそうした販売店で働くのも時間単価をアップさせるには有効であるといえるでしょう。

コラム２　新聞配達員のかっこいい所・辛い所

新聞配達員は街の人たちが起きる前の早朝の時間から働き始めます。早寝早起きが習慣になるのは健康に良く、精神的にもプラスになります。
朝からはつらつと働く姿はかっこいいといえるでしょう。拘束時間が比較的短いことから、空いた時間を有効に使え、他の仕事や学業と両立しながら働けるところも新聞配達員の仕事のメリットのひとつです。
一方で、天候に関係なく新聞を配達しなければならないのは大変で、辛い点であるといえます。単純作業が多いことからスキルアップやキャリアアップもあまり望めません。しかし、世の中の人のために情報を届ける重要な仕事であり、新聞がある限りは需要がある職業です。