学芸員の給料年収・手取り、博物館美術館学芸員を解説! | 給料BANK

学芸員の年収給料、手取り、初任給|「給料BANK」

学芸員の給料年収や手取り額、初任給を解説!

学芸員の給料年収を解説します。

学芸員の平均給料・給与

  • 19.94万円

学芸員の平均年収

  • 249.28万円~324.04万円
    • 20代の給料:16.95万円
    • 30代の給料:19.94万円
    • 40代の給料:24.9万円
    • 初任給:12万円

    ※給料給与統計の算出は口コミや厚生労働省の労働白書を参考にしております。年収は給与や取得したデータからおよそで算出しています。

    学芸員の年収【年代別理想の年収プラン】

    学芸員としてこのぐらいの年収はもらえてたらいいなと思う理想の年収を考察してみました。

    20代の学芸員の理想年収

    学芸員として働き10年未満。これからのホープと呼ばれる世代です。20代で貰いたい理想の年収はおよそ307.3万円を超える年収です。

    30代の学芸員の理想年収

    学芸員としてある程度力がついてきたころ。役職についたり、責任ある仕事を任されることも。そんな30代で貰いたい理想の年収は321.2万円を超える年収です。

    40代の学芸員の理想年収

    学芸員となるとマネジメントも後輩の育成など人材教育も行うこともあります。企業の中心で働くキーマンが多い40代。理想の年収は446.6万円を超える年収です。

    学芸員の年収給料補足

    上記平均給与から算出してみると、平均年収はだいたい
    200万円~300万円となると予測されます。
     
    札幌の求人調査結果:求人無しのため不明
    東京の求人調査結果:20万円~20.8万円(月収)
    大阪の求人調査結果:求人無しのため不明
    福岡の求人調査結果:19.3万円~19.3万円(月収)

    学芸員の給料手取り

    上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい
    10万円~15万円となりそうです。

    学芸員の仕事内容

    美学芸員というと、博物館で働いている人というイメージがあるでしょうか。
    学芸員の仕事とは、博物館資料を集めて、保管し、展示・調査研究などをすることです。
    博物館で展示しているのは、そのうちの「展示」にあたります。
    どうして展示して一般解放しているのかというと、学芸員の役割が資料の保管研究をし、研究の成果などを教育・教養のために役立てることだからです。
     
    博物館法では、学芸員の仕事内容や役割が小難しい言葉で書かれていますが、噛み砕くと上記のようなものとなります。
    学芸員が関わるのは歴史・芸術・民族・産業・自然科学などです。
    博物館といっても種類が多いですからね。
    歴史博物館・民族博物館・○○の産業博物館・・・色々な名称があるでしょう。
    彼らはそこで、自分たちの研究をしているのです。

    学芸員の仕事の面白さ・向いてる性格

    学芸員の仕事とは、博物学芸員は研究者ですから、自分が面白い・興味が持てると思ったものに関しての仕事をしています。
    そのため、彼らの仕事の面白さは、その研究にあると言えるでしょう。
    民族が専門分野であれば、民族博物館で研究をするでしょうし、歴史が専門であれば歴史の研究をします。
    それぞれがそれぞれの専門分野を極めているということなので、それ自体が仕事の面白さです。
     
    向いているのは、モノ好きな人です。
    人とは変わったもの、違ったものを好む性格であるということですね。
    奇妙なものに心が惹かれるという人は、向いています。
    それが極まった場合には、なろうとせずとも、知らず知らずのうちに、もうなっているかもしれませんね。

    博物館と美術館の学芸員はお給料はどちらが高いの?

    博物館、美術館でも、国立、市立と財団運営のものに分かれます。
    一般的に国営であれば、給与は安定し、比較的定年までは収入は高いのが多いようです。
    国立美術館、国立科学博物館、市立美術館でも、有名な美術コレクションを持っている集客率の高い美術館などは、平均給与は360万以上、50歳近くで年収700万、1,000万という例もあります。
    一方低いのが、民間企業が運営する、博物館や美術館で、集客が良ければ高給ですが、地方自治対などでは、年々削減が当たり前になっており、20代~30代が雇用世代で一番多い割に、給与は最も低く、女性年収250万、男性でも360万ですから、給与は、手取り平均18万~22万と、国立に比べ20万もの給与差が現れている施設もあります。

    学芸員になるには?

    一般的な学芸員になるには、資格制度になっていますから、大学で学士の学位を有し、文部科科学省令の定める博物館などの、科目を受講し、必要単位を所得しておく必要があります。
    科目については、文部科学省のホームページに記載があります。
    大学で、最低限2年以上で全単位62単位を所得し、2年以上学芸員補の経験がある場合と合わせて、省令の条件である、この2つに該当し、学芸員資格認定試験と審査をクリアすれば、学芸員になる資格が得られます。
    認定試験実施は、年1回で、指定の科目がある大学は、全国300校、短大は17校あります。

    学芸員の求人募集の探し方

    学芸員の求人ですが、学芸員の仕事は私立公立の博物館と両方にあります。
    私立の施設は一般の求人サイト・転職サイトに求人を載せていることもあるので、求人を探すのは簡単です。
    公立であれば自治体のホームページで採用情報が出回ります。
    ただ、現状としてほとんどの求人が「学芸員としての役割を果たすための学芸員」ではなく「館内で働いている人」の募集となってしまっているのです。
    研究ではなく、接客や事務などをしている人ですね。
    本来の仕事だけでなく、その他色々な雑務や庶務をこなさなければならないことから、雑芸員と自称することもあります。

    学芸員の資格難易度

    学芸員資格の難易度は、その取得する方法によって異なります。
    大学で指定単位を取って卒業し、学士を取得することで資格を取ることができる。
    大学に2年以上在学して指定単位を取得し、3年以上学芸員補として仕事をすると資格がもらえる。
    学芸員資格認定審査を受験して合格することで、資格がもらえる。
    学芸員資格認定試験に合格して1年以上学芸員補として仕事をすることによって資格がもらえる。
    4つある方法のうち、3つ目・4つ目は難易度が高めになっています。
     
    学芸員資格認定審査というのは、学芸員の資格取得と同等の学力及び経験を持っているのかどうかを審査するものです。
    学芸員としての意欲の高さ・態度などを確認するため、面接が行われます。
    面接の前には論文・実務経験などの調査が行われるとのことです。
    調査と面接すべてに合格することによって、学芸員となることができます。
     
    認定試験は、その名前のとおり、資格認定を受けるための試験です。
    筆記試験が行われ、筆記試験に合格し、その後1年間学芸員補として仕事をすることで学芸員になれます。
    平成26年度の試験は、109名中68名が合格となっているようです。
    つまりは6割程度が合格しているということで、それほど難易度が高いとは言えないでしょう。
    審査認定は70名中56名が合格で、8割合格しています。
    学芸員になりたいという強い気持ちがあれば、そう難しくはありません。

    博物館学芸員とは?

    博物館学芸員という言葉を耳にすることがありますが、これがいったいなんなのか。
    明確な定義についての情報が無いため、確実なことは述べることができません。
    ただ、学芸員の職場はとても幅が広く、美術館や水族館・動物園も含まれます。
    文科系の施設に幅広く学芸員の活躍の場があるので、博物館の学芸員であるということを強調するために「博物館学芸員」という言葉があるのでしょう。

    あなたが持っている仕事への誇りや生き方、プライド、かっこよさ・給料を教えてください

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    特になし

    15万円 田舎なのでかなり低いです

    特になし

    11万円

    特になし

    手取りで18万円。
    残業代はほとんど付きませんし休日出勤もザラ。
    代休を消化している余裕もありません。

    やりがいはあるかもしれませんが…

    特になし

    30代男性で手取り20万ちょうど位です。
    残業代はみなし残業制になってるのでほぼつかないですが…。

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