バレーボール選手【Vリーグ】の給料年収【男子女子別】や年収ランキング・世界選手の年収|「給料BANK」

バレーボール選手の給料年収を解説します。

バレーボール選手の年収【年代別理想の年収プラン】

バレーボール選手としてこのぐらいの年収はもらえてたらいいなと思う理想の年収を考察してみました。

プロバレーボール選手の給料・年収補足

20代の給料：20～40万円（推定）
30代の給料：30万円（推定）
40代の給料：0万円（推定）
　
　
上記平均給与から算出してみると、平均年収はだいたい
320万円～640万円となると予測されます。
　
口コミや週刊誌の情報から算出。トップ選手を除くバレーボール選手の月収は、一般の会社員と同程度で、20万円～40万円といわれています。
40代は引退していると思われるので選手としての給料は0円ですが、企業に所属している選手の場合、引退しても会社員として残ることができるため、給料は通常の会社員同様にもらえます。

プロバレーボール選手の手取り

上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい
16万円～32万円となりそうです。

プロバレーボール選手の仕事内容

プロバレーボール選手は、バレーボールの実業団チームを持つ企業に所属し、Vリーグなどの公式戦に出場するのが主な仕事内容となります。
　
企業に社員として労働契約を交わして所属しているケースと、1年ごとの契約の嘱託契約、プロとして数年単位の年俸で契約するプロ契約があります。
　
Vリーグはプロリーグではなく、日本バレーボールリーグ機構が興行主として主催しているバレーボールの日本最上位リーグです。
プレミアリーグと、チャレンジリーグⅠ・Ⅱの2リーグ制が2015年から導入されました。
プレミアリーグは男女それぞれ8チーム、チャレンジリーグⅠも男女それぞれ8チーム、チャレンジリーグⅡは女子が6チーム、男子が8チーム所属しています。
プレミアリーグは毎年10月～3月にかけて開催されます。全8チームによる3回戦総当たりのレギュラーラウンドを行い、上位6チームによる1回戦総当たりリーグ戦（ファイナル６）を経て、2位3位決定戦（ファイナル３）を行い、ファイナル６の1位とファイナル３の勝者で優勝チームを決定します。
　
Vリーグ以外にも、世界トップチームが参加する世界規模のリーグ戦である「FIVBワールドリーグ」などがあります。
　
リーグ期間中以外のオフシーズンは、会社員として仕事をしたり、バレーボールの啓発イベントに参加したり、ファンサービスを行ったりしています。

Vリーグのプロバレーボール選手の給料年収

Vリーグのバレーボール選手は、その企業に社員として労働契約を交わして所属している選手と、1年ごとの嘱託契約の選手、年俸制のプロ契約を交わしている選手がいます。
　
社員として労働契約している選手になると、その会社の就業規則に従って、「会社員」として扱われます。収入は会社によっては手当が多少つくこともありますが、普通の会社員と同じくらい、月収にして20万円～40万円といわれています。年収400万円～800万円となります。
プレミアリーグに所属しているような大企業になれば、バレーボールだけに専念できる環境を与えてくれるところもありますが、チャレンジリーグに所属している中小の企業では、リーグ期間中以外は15時まで会社員として通常業務をこなし、夕方～夜にかけてバレーボールの練習をする、というハードなスケジュールをこなさなければならない場合もあります。
　
嘱託契約の選手になると、会社の仕事はせず、バレーボールに専念することができます。しかし、社員と違い何の保障もなく、アルバイトと同じ不安定な身分となります。年収も200万円～700万円と、幅があります。
　
プロ契約を交わしている選手は、日本には数名しかいません。
契約した企業のチームで、一年を通してバレーボールに専念することができます。有名になればCMや雑誌、テレビなどの副収入も得ることができます。
トップクラスの選手で年収800万円～1000万円程度といわれており、プロ野球やプロサッカー選手と比べると、年収は低くなります。

男子女子だと年収が違うの？

バレーボール選手は国内においては男子と女子で年収に差があるということはあまりないようです。
企業の社員として所属している選手の場合、給料は男女の差ではなく、年齢や就業年数や実績などに基づいて支給されています。チームが優勝すればボーナスも支給されるため、同じ会社のチームであっても、その年の成績次第では男女で給料に差が出ることもあります。
　
プロ契約の場合も、男子と女子で差があるというより、それぞれの人気や実績によって年収は決まります。男子選手でも女子選手でも、国内リーグに所属しているトップ選手は年収800万円～1000万円が相場のようです。2000万円クラスも数名いるという噂です。
　
ビーチバレーの選手になると、女子選手の方が人気が高く、集客力もあるため、男子よりもやや年収が高くなる傾向があるようです。
　
世界的に見るとポーランドなど一部の国を除いて、ほとんどの国で男子より女子バレーボールの方が人気が高いようです。トルコリーグでは年収1億円以上の女子選手が何人もいます。男子選手で年俸が1億円を超える選手はほとんどいないようです。

木村沙織選手の年俸ってどのくらいなの？

木村沙織選手はトルコに渡り、2012年～2013年ワフバンク、2013年～2014年ガラタサライの2チームでプレーしていました。地元メディアの報道によると、ワフバンクに所属していた時期の木村沙織選手の年俸は112万4340ドル（約1億3400万円）だったといわれています。
トルコ航空や寝具メーカーなど複数の企業ともスポンサー契約をしていたため、年収は2億円近くになっていたと予想されます。
ガラタサライ所属時は、推定年俸3400万円ほどだったようです。
　
その後、日本に戻り、現在は古巣である東レアローズに所属しています。トップ選手ですが国内企業のため、年俸は1500万円~2000万円ほどではないかと推定されます。

世界の選手の年収ランキング

フォーブス誌が毎年発表している「世界で最も稼ぐスポーツ選手」100人の中には、残念ながらバレーボール選手は一人もいません。100位の選手が年収約20億円なので、バレーボール選手はそれ以下となります。
年俸はほとんどの選手が非公開のため、正確なランキングを作ることは難しいのですが、バレーボール専門サイト「VOLLEY WOOD」が2014年4月に報じた女子選手の年俸ランキングがあるので紹介します。
　
【バレーボール女子選手　年収ランキング2014】
1位　エカテリーナ・ガモア（ロシア）　137万1700ドル（約1億6000万円）
2位　キム・ヨンギョン（韓国）　109万7360ドル（約1億3100万円）
3位　カロリーナ・コスタグランデ（アルゼンチン）　102万8775ドル（約1億2300万円）
4位　マデライネ・モンターニョ（コロンビア）　96万190ドル（約1億1500万円）
5位　ヨバナ・ブラコチェビッチ（セルビア）　89万1605ドル（約1億600万円）
6位　ネスリハン・デミル（トルコ）　75万4435ドル（約9000万円）
7位　ギョズデ・ソンスルマ（トルコ）　50万ドル（約6000万円）
8位　ナズ・アイデミル（トルコ）　50万ドル（約6000万円）
9位　ネリマン・オズソイ（トルコ）　48万95ドル（約5700万円）
　
現在のランキングは不明です。
　
また、男子選手の推定年収ですが、
カナダ代表ギャビン・シュミット選手が8000万円～1億円、
フランス代表アントニン・ルジエ選手が6000万円～7000万円、
ポーランド代表ピョトル・ノバコフスキ選手が2500万円～3000万円、
日本代表の越川優選手が2500万円、
といわれています。
世界的に見て、トルコリーグに所属する選手は年収が高い傾向があります。

引退後はどんな仕事をするの？