体操選手の給料年収や、高年収になる方法、求人の探し方、口コミ本音年収|「給料BANK」

体操選手の給料年収を解説します。

体操選手の年収【年代別理想の年収プラン】

体操選手としてこのぐらいの年収はもらえてたらいいなと思う理想の年収を考察してみました。

体操選手の給料・年収補足

20代の給料：31万円（推定）
30代の給料：31万円（推定）
40代の給料：0万円（推定）
初任給：31万円　
　
　
　
算出方法：実業団に所属する体操選手と想定し、一般的な会社員の年収400万円に加え、報奨金等を100万円として給料を算出。企業や個人によって給料には差があります。オリンピックで金メダルを取るレベルの選手なら、1000万円～2000万円ほどの給料になるようです。30歳～40歳の間にほとんどの選手が引退するため、40代の体操選手の給料を算出することはできません。引退後はそのまま所属企業の社員となり一般業務に従事するか、退職することになります。実業団ではなくフリーで活躍するトップクラスのプロ体操選手になると、数億円を稼ぐ人もいます。
　
　
上記平均給与から算出してみると、年収はだいたい
352万円～500万円となると予測されます。
　
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体操選手の手取り

上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい
18万円～25万円となりそうです。

体操選手の仕事内容

体操選手は、オリンピックを筆頭に、国内外のさまざまな体操の大会に出場し、よい結果を出すことが仕事となります。体操は、大きく３つの種類の競技種目に分けられます。鉄棒や床、段違い平行棒、平均台、跳馬といった器械を使い、跳躍や宙返りなどの技を取り入れた演技を行う「体操競技」と、リボンやボール、フープ（輪）、クラブ（こん棒）、ロープ（なわ）の５種類の手具（手に持つ道具）を使いながら音楽に合わせて演技を行い、芸術性を競う「新体操」、トランポリンを使って高くジャンプし、空中で回転やひねりなどをくわえた演技を行う「トランポリン」の３つです。体操競技は体操選手の得意分野を生かせる個人総合と種目別、そして１チーム５人で出場し、チームとしての総合得点を競う団体競技があります。競技内容によって難度とよばれるランクがつけられており、男女ともに低いランクのAから、高難度のIまであります。世界選手権やオリンピックといった大きな大会では、いかに難度の高い技をだし、高得点につなげるかが勝敗を決めます。

体操選手になるには？【資格・試験難易度】

体操選手になるためには、幼少期から体操教室に通って基礎を身につけておく必要があります。オリンピック選手になるような将来有望な子供は、小学校入学前から指導者に目を付けられ、熱心な指導を受けるようになるそうです。天性の柔軟性やバランス感覚はもちろんのこと、精神力の強さも求められます。小学生でも週３日から５日の練習をこなし、体操漬けの毎日です。中学、高校、大学も体操の強豪校に進学し、学生時代に国内外の大会などで活躍して上位の成績を残し、体操部のある会社（実業団）に所属するのが一般的です。主要な国際大会で活躍すると、会社とプロ契約を結ぶという道もひらけます。

１：プロ体操選手になるのは難しいの？

体操選手として活動している人のほとんどが、企業に所属する実業団選手です。企業の正社員として体操部に所属する人もいれば、契約社員のような立場で体操選手として活動している人もいます。日本では、マネジメント会社やスポーツエージェントを挟む形で何社ともスポンサー契約を結び、プロ体操選手として活躍するのは非常に難しいのが現状です。２０１７年に内村航平選手が日本初のプロ体操選手となりましたが、その後それに続いてプロが増えたかというと、そんなことはありません。内村選手ほど有名なプロ選手はいませんが、所属契約とサポート契約と分けている選手はいるようです。オリンピックで金メダルをいくつも取るほどの実力と知名度がなければ、プロとして活躍するのは厳しいといえます。

２：体操選手はどの種目が一番稼げるの？

体操には「体操競技」「新体操」「トランポリン」の３種類があり、その中でも特に注目度が高く人気があるのが「体操競技」です。体操協会に登録している選手人口も、「体操競技」は約１万５０００人、「新体操」は約１万２５００人（９割が女子）、「トランポリン」は２８００人と、体操競技が最も多くなっています。注目度が高いということは、それだけ知名度も上がるためスポンサーがつきやすく、収入が増える可能性があるといえます。
体操競技は男子と女子では使用する器械やルールが異なります。男子はゆか、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の６種目、女子は跳馬、段違い平行棒、平均台、ゆかの４種目となります。どれか１種目だけが抜きん出ていても、それが直接収入増につながるということはありません。体操競技に出場する選手は、すべての種目（男子６種類、女子４種類）ができなければ、一人前とは言われません。なぜなら、オリンピックの体操競技の中で花形である「個人総合」では、すべての種目の採点が影響してくるからです。どれか１種目のスペシャリストより、全種目の平均が高いオールラウンダーの方が、個人総合で優勝する可能性が高くなります。個人総合で金メダルを取れば、報奨金に加えて所属企業からのボーナス、フリーの場合はそれにメディアやCMへの出演料が加えられ、またスポンサー獲得につながります。

コラム１　体操選手として給料を上げるには

企業に所属している体操選手の場合、同じ会社正社員と同等の給料しかもらっていない人も大勢います。月給３０万円ほどの固定給をもらいながら、大きな大会で入賞するとボーナスに反映される、という人もいるようです。年収は400～500万円前後となるので、普通のサラリーマンとほとんど変わりません。また、大会の賞金も他のゴルフやテニスなどのプロ競技と異なりそれほど多くはなく、オリンピックで金メダルを取るレベルの選手でも1000万円～2000万円ほどの年収になるようです。しかし、プロ選手になって何社とも契約を結ぶことができれば、年収を大幅にアップさせることができます。プロ転向した内村航平選手は、推定年収２億円といわれています。
ただし、体操選手はプロ野球選手やプロサッカー選手と違い、定期的に試合に出場する機会が少ないため、よほど知名度が高くなければスポンサーもなかなかつかず、収入につながりません。プロになると自分でコーチも見つけて給料も支払わねばならず、また遠征費なども自腹で払わなければならないため、数社とスポンサー契約を結ぶ必要があるでしょう。

コラム２　体操選手のかっこいい所・辛い所

人間の身体能力の高さを存分に発揮できるのが、体操選手のかっこいい所です。常人離れした連続技やアクロバットな演技、美しく芸術的な演技など、身体という武器を使って表現する競技であり、鍛錬と努力の賜物であるといえます。日本は体操の強豪国であり、オリンピックでの注目度も高く、金メダルを取れば国民のヒーローとしてもてはやされます。一方で競争の激しい世界であり、なかなか国際大会に出場するチャンスを得られないような体操選手もたくさんいます。スポーツである以上、肉体的、年齢的な限界があるため、長くは活躍できないのが辛い所でしょう。しかし、技術を身につけ成績を残すことができれば、指導者として長く活動することもできます。