騎手(ジョッキー)の給料・年収や手取り額を解説!
騎手(ジョッキー)の給料・年収を解説します。
騎手(ジョッキー)の平均給料・給与
- 1175万円
- 14110万円~18805万円
騎手(ジョッキー)の平均年収
トップランカーから算出
※給料給与統計の算出は口コミや厚生労働省の労働白書を参考にしております
- Illustration:藤原カムイ
目次
騎手(ジョッキー)の給料・年収補足
上記はトップランカー10位以上の選手から算出。
騎手はJRAで289人いるそうです。(口コミから)
上記289人のおよその給与は下記となります。
平均はおよそですが、
20代の給料:90万円(推定)
30代の給料:90万円(推定)
40代の給料:90万円(推定)
平均年収はだいたい850万円~1200万円となると予測されます。
騎手の給料ですが中央競馬の騎手と地方競馬の騎手とでは賞金総額にかなりの格差があり、年収が1億万円を超えているのは中央競馬の騎手のみで、中央競馬会(JRA)の騎手は平均年収が約1000万円と言われています。
さらに人気がある騎手になるとイベントやテレビ番組への出演や、サイン会やグッズの売上げなどで年収が1億円を超える騎手もいます。
ただ地方競馬の騎手でも厩舎に所属していれば、厩舎から給料が支払われるので、少ないとは言えある程度の収入はあります。
騎手(ジョッキー)の給料手取り
上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい
75万円~100万円となりそうです。
騎手(ジョッキー)の仕事内容
騎手の仕事内容は一言で表現すれば競走馬に騎乗し競馬のレースに出場することで、最大で18頭の競走馬で走り入賞すると着順に応じて賞金が出ます。
競馬のレースにも通常のレースである平地競走の他に、障害競走やばんえい競走や繋駕速歩競走などがあります。
ばんえい競走や繋駕速歩競走はそりや馬車に乗ってスピードを競い、騎手は自分の体重を合わせて決められた重さで騎乗することが求められています。
平地競走でよく知られているのが東京競馬場で開催される日本ダービーで、2400メートルの距離を18頭の3歳馬がスピードを競い日本一を決め賞金総額は3億円です。
1着の馬には2億円の賞金が入り、騎手には賞金の5%の1000万円が支払われます。
騎手の収入は進上金と呼ばれるレースで獲得した賞金の5%と、競馬のレースに出場する度にもらえる騎乗手当てと騎手奨励手当てがあります。
競馬の賞金額はレースごとに異なり2013年度に開催されたジャパンカップは賞金総額4億7600万円で世界中で2番目に高いレースで、有馬記念の賞金額は3億8000万円で春と秋に開催される天皇賞の賞金総額は2億5120万円でした。
騎手の仕事はレースでの騎乗だけでなく競走馬のコンディションを最高の状態に仕上げるため、調教師や厩務員と共にトレーニングをしたり競走馬の癖を把握したりします。
また競馬のPRのために競馬の専門誌やスポーツ新聞などのマスコミの取材に応じたり、さまざまなイベントに出演することも騎手の大切な仕事の一つです。
騎手(ジョッキー)の仕事の面白さ・向いてる性格
騎手の仕事の面白さは毎週のように開催されているレースに出場し、レースで勝利することが騎手にとって1番の面白さだと言えます。
騎手が競馬レースに出場するためには出走予定の厩舎から騎乗依頼があった場合に限られので、騎手にとっても馬主の期待に沿うためにも是非とも勝利し賞金を獲得したいと思うのも当然のことです。
同じ厩舎に所属する騎手が騎乗することも当然ありますが、騎手を決めるのは馬との相性や騎手の実力などが優先されます。
近年では中央競馬の場合はエージェントから騎乗依頼が来ることも多く、レースでの騎乗が決まれば実際にその馬に乗って相性を確認したり、走ってみて馬の調子や癖などを把握します。
例え本命馬に騎乗できても必ず勝つとは限らず、そのプレッシャーは他人には計り知れません。
それだけにそのプレッシャーに打ち勝ち1着でゴールした瞬間は、騎手をやっていて良かったと思える瞬間でもあります。
騎手(ジョッキー)になるには?【資格取得方法や難易度など】
騎手になるには日本中央競馬会(JRA)と地方競馬全国協会(NAR)が行っている試験に合格し、国家資格の免許を取得する必要があります。
受験資格は受験日時点で16歳以上で成年被後見人や被保佐人や、破産者で復権を得ない者は受験できないなどいくつかの事項があります。
ただ実際には騎手になるには日本中央競馬会(JRA)の競馬学校や地方競馬全国協会の地方競馬教養センターの、騎手課程で学び受験資格を得るのが1番の早道です。
ここで注意が必要なのは、誰でも競馬学校の入学試験を受けることができるわけではなく、幾つかの制限があります。
例えば入学時に中学卒業以上の学歴かそれと同等の学力があり入学する年の4月1日現在で20歳未満であることや、裸眼で左右とも0.8以上で体重も年齢区分で上限が44.0kg~46.5kgと指定されていてオーバーすると応募できません。
また入学後も体重に関しては厳しい管理が求められ、年齢にともなって体重が増えていきますからできるだけ若いうちに受験したほうが有利になります。
日本中央競馬会(JRA)の競馬学校の場合は3年間で、地方競馬教養センターの場合は2年間になります。
入試倍率はどちらも約10倍とかなり難関ですが、日本中央競馬会(JRA)の競馬学校の方が難しいと言われています。
日本中央競馬会(JRA)の競馬学校を卒業すれば中央競馬の騎手免許試験を受験し、地方競馬教養センターを卒業すれば地方競馬の騎手免許試験を受験することになりますが、地方競馬で経験を積めば中央競馬の騎手免許試験を受けて中央競馬の騎手になることは可能です。
騎手(ジョッキー)の賞金ランキング
2014年度の日本中央競馬会(JRA)所属の騎手の賞金ランキングですが、
トップは岩田康誠騎手の1億8000万円。
2位は戸崎圭太騎手の1億7000万円。
3位は北村宏司騎手の1億5000万円。
4位は蛯名正義騎手の1億5000万円。
5位は浜中俊騎手の1億4000万円。
6位は福永祐一騎手の1億4000万円。
7位は川田将雅騎手の1億3000万円。
8位は武豊騎手の1億2000万円。
9位は横山典弘騎手の1億2000万円。
10位は田辺裕信騎手の1億1000万円。
でした。
トップ10に入れば年収は1億以上は確保できるのが現状です。
地方競馬の騎手(ジョッキー)の賞金相場
地方競馬の騎手の賞金相場ですが、中央競馬の賞金相場と比べるとかなり低くなります。
地方競馬の場合は賞金総額が1億円を超える重賞レースは限られていて、川崎競馬場で開催される川崎記念は賞金総額が1億200万円で1着賞金が6000万円で、2着が2100万円で、3着が1200万円で、4着は600万円で、5着が300万円です。
なかには1着賞金が15万円程度の場合もあり、賞金総額が数百万円から数十万円までが相場です。
騎手の取り分は5%なので1着賞金が100万円でも、地方競馬の騎手の取り分はわずか5万円です。
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