工業デザイナー（インダストリアル）の給料、手取り、初任給|「給料BANK」

工業デザイナー（インダストリアル）の給料年収を解説します。

工業デザイナー（インダストリアル）の年収【年代別理想の年収プラン】

工業デザイナー（インダストリアル）としてこのぐらいの年収はもらえてたらいいなと思う理想の年収を考察してみました。

工業デザイナー（インダストリアル）の給料・年収補足

20代の給料：25 万円～27万円（推定）
30代の給料：36万円～40万円（推定）
40代の給料：35万円～50万円（推定）
上記平均給与から算出してみると、平均年収はだいたい
550万円～1,100万円となると予測されます。
※雇用される職場で、主任デザイナーとなるか、社内デザイナーの一人であるかによって、大幅に給与は上下します。

工業デザイナー（インダストリアル）の仕事内容

プロダクトデザインの分野で、工業製品などを手がけるのが、インダストリアル系工業デザイナーです。
ジャンルとしては、プロダクトデザインなので、自動車設計、カメラ、電化製品など非常に巾が広いのが特徴です。
大卒者が最も待遇がよく、平均的に専門学校卒ではあまり需要がないのが現状です。
給与や待遇は、雇用された会社の規模に依存します。
正確には、インダストリアルデザイナーといった分野はありません。
プロダクトデザインの一分野に属している事になります。

工業デザイナー（インダストリアル）の給料手取り

上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい
29万円～48万円となりそうです。

工業デザイナー（インダストリアル）になるには？【資格】

工業デザイナー（インダストリアル）になるにはまず大企業、自動車メーカー、各種電機メーカーなどに雇用される場合、東京芸術大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学など、美術系大学卒が一応の条件となるでしょう。
大卒と専門学校卒では、将来的に倍額近い給与格差が生まれます。
芸大・美大受験には、高校時代に美術系受験専門予備校などに通い、実技を一定以上習得し、学科はセンター試験の一定基準で、2次試験、3次試験の大学受験資格を得られます。
倍率は芸大で、30倍位～、私立美大では28倍前後ほどです。
受験科目はデザイン科で、プロダクトデザインを選考することになります。
大学時代に、コンペティションやデザインの履修を行い、卒業と同時に企業からの内定で、規定の職場に配属されることになります。
一般的に、グループでのプロジェクト方式で就業するため、主任デザイナーは年功序列とも言われています。

工業デザイナーの求人募集はどこで探せばいい？　

一般的な求人募集は少なく、多くは大学卒や専門学校卒の時に出される、求人票でエントリーするのが通例です。
つまり通常の就活によるものが最も多いですね。
途中から転職の他、外部委託先としてデザイン事務所を開業するケースも有ります。
中途採用では、多くは大企業での実績経験が必要になります。

栄久庵憲司はどのような功績を残したの？

静岡文化芸術大学の名誉教授で、黒川紀章などと並ぶ、都市計画建築家グループとして、日本初の工業デザイナーとして参加しています。
有名なものは、醤油のメーカー、キッコーマンの醤油差しで、他には工業デザインのノーベル賞といわれる、国際インダストリアルデザイン団体協議会において、コーリン・キング賞などを受賞しています。
他には、名古屋市で1987年開催の世界デザイン博覧会の総合プロデューサー、1997年にはフランスで芸術文化勲章を受賞しています。
日本における工業デザインの草分け的存在で、日本万博博覧会会場計画委員会に参加するなど、その功績は多大なものがあります。
新幹線のデザインなど、非常に幅広い分野で活躍した人です。

工業デザイナーの役割は何？

工業デザイナー（インダストリアル）の口コミお給料

給料：40万円

主任クラスです。

給料：24万円

工業デザイナーはまだ下積みです。