百貨店外商部員の給料年収や、高年収になる方法、求人の探し方、口コミ本音年収|「給料BANK」

百貨店外商部員の給料・年収を解説します。

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百貨店外商部員の平均給料・給与

• 29万円

百貨店外商部員の平均年収

358万円～469万円

• 20代の給料：24万円
• 30代の給料：29万円
• 40代の給料：33万円
• 初任給：22万円
  給料については補足を参照ください

※給料給与統計の算出は口コミや厚生労働省の労働白書を参考にしております

百貨店外商部員の年収【年代別理想の年収プラン】

百貨店外商部員としてこのぐらいの年収はもらえてたらいいなと思う理想の年収を考察してみました。

百貨店外商部員の給料・年収補足

20代の給料：23万円（推定）
30代の給料：30万円（推定）
40代の給料：40万円（推定）

　
求人情報や口コミなどから算出。都心部の大手百貨店と地方の小規模百貨店では大きく給料が異なります。大手であればもっと給料は高くなります。

上記平均給与から算出してみると、年収はだいたい
352万円～640万円となると予測されます。

【各地域の求人】
札幌の求人調査結果：求人無しのため不明
東京の求人調査結果：23万円～31万円（月収）
大阪の求人調査結果：23万円～37.5万円（月収）
福岡の求人調査結果：求人無しのため不明

百貨店外商部員の手取り

上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい
18万円～32万円となりそうです。

百貨店外商部員の仕事内容

百貨店外商部員は、百貨店の売り場（店舗）の外で顧客に商品を販売するのが仕事です。
百貨店の外商部に所属する社員は営業職となります。外商部の売上は百貨店全体の売上の半分以上を占めるともいわれており、非常に重要な部署です。
百貨店外商部員が対象とする顧客は個人や法人です。個人の場合富裕層がほとんどで、百貨店で多額の買い物をする上顧客です。
そうした上顧客一人ひとりに外商部員が担当としてついて、定期的に商品やカタログを持って自宅を訪れて、注文を取ったり販売したりします。
時には顧客からお祝いやイベントで必要になる物品の調達を頼まれることもあります。
かつては顧客の家族の誕生日まで把握して商品を見繕ったり、電球の交換だけでも呼び出しに応じてなんでもやる、といった「御用聞き」のような役割を担っていました。
しかし消費生活の多様化した現在では百貨店への依存度も低くなり、そこまでサービスをする百貨店外商部員は減っているようです。
販売する商品は呉服や宝飾品やブランド物といった高額なものも多いですが、生活雑貨など必要なものはなんでも売ります。
法人外商では、企業のセールスプロモーションのための物品や記念品、お中元やお歳暮などのギフトが中心となるようです。
百貨店には外商顧客専用のサロンや高額商品の販売会などもあり、そうした場所で担当顧客の接客をするのも百貨店外商部員の仕事です。

百貨店外商部員になるには？【資格・試験難易度】

百貨店外商部員になるには、百貨店に正社員として就職する必要があります。
そして、営業職として外商部に配属されると、百貨店外商部員として仕事をすることができます。
しかし、新入社員がいきなり外商部に配属されることは稀なようです。百貨店外商部員は担当顧客との信頼関係が重要であり、手厚いサービスが売りでもあるので、経験を積んだベテラン社員が担当することが多いといいます。
40代、50代を中心とした社員が百貨店外商部員として活躍していいます。かつては年収1000万円や1500万円以上でなおかつ持ち家のある人や、多額の税金を納めている人などが外商顧客となることができましたが、百貨店離れの進む昨今、1000万円の年収がなくても外商顧客（外商カード会員）に勧誘される人もいるといいます。
重要なのは、一定額以上（百貨店によっては年額200万円以上など）の金額を百貨店で使っている、ということです。
外商顧客となる人にもランクがあり、外商会員特典だけは利用できるが、担当者はつかない、という会員もいます。そうした一般会員への対応も、百貨店外商部員が行います。
高いランクの上顧客であれば、自宅まで百貨店外商部員が訪れて、商品を販売します。1対1で高額な商品を売るため、低姿勢で丁寧な対応はもちろんのこと、高いコミュニケーション能力も必要となります。

百貨店外商部員百貨店ランキング

百貨店外商部員、すなわち百貨店正社員の年収は、勤務する百貨店の知名度、規模、地域によって異なります。東京の大手有名百貨店ほど年収は高く、地方の小さな百貨店ほど年収は低くなります。現在の年収ランキングは、以下のようになっています。
1位　エイチ・ツー・オーリテイリング（阪急百貨店）　905万円
2位　三越伊勢丹HD　（三越・伊勢丹）815万円
3位　J．フロント リテイリング（大丸・松坂屋）　815万円
4位　パルコ（PARCO）　758万円
5位　東京急行電鉄（東急百貨店）　753万円

　
ただし、上記のランキングは本社を含めグループ企業すべてを合わせた平均年収なので、百貨店外商（営業）の給料はもう少し低くなると予測されます。
西の阪急、東の伊勢丹は圧倒的な知名度とステイタスがあることから、外商部員の売上も年収もトップクラスだといわれています。

百貨店外商部員で年収1000万円を超える事ができるの？

外商顧客に販売する際に店頭価格よりも割引して販売することも多く、なかなか百貨店の利益につながらないことが一説には1000万円以上を売らなければ利益にならないともいわれています。
そのため百貨店外商部員は、インセンティブ（歩合）がつかず、ボーナスに成績が多少反映される、というくらいの待遇であることが多いです。
「営業手当3万円」など、毎月基本給に加えて手当を支給しているところもあります。
しかし、徐々にインセンティブをつけるところも増えてきているといいます。
売上を上げた分、毎月の給料に反映されるので、がんばった分だけ給料が増えるということになります。
しかし、百貨店の正社員の平均年収が500万円～600万円であることを考えると、いくらインセンティブがついても年収1000万円を超えることはかなり難しいといえます。

百貨店外商部員の求人の探し方

百貨店外商部員の求人は、ハローワークや大手求人情報サイトで見つけることができます。
「百貨店外商営業」や「百貨店外商セールス」などの言葉で検索すると出てきます。
しかし、数は非常に少ないです。百貨店外商部員は富裕層の上顧客を相手にする営業職なので、経験が重要です。中途採用では経験者が断然有利です。

百貨店外商部員のかっこいい所・辛い所

百貨店外商部員の給料年収の本音口コミ

40才　給料：30万円

以前大手百貨店で外商をやってました。そこまで高くはなかったですがインセンティブもついていましたよ

26才　給料：24万円

大学を卒業して都内の大手塾に就職して、今は専属の百貨店外商部員を行っています。
塾も少子化で競争が激しく、生徒さんを集めるのがだんだんと厳しくなっています。