登録販売者【薬局・ドラッグストア】の給料年収や手取り額、初任給を解説!
登録販売者【薬局・ドラッグストア】の給料年収を解説します。
登録販売者【薬局・ドラッグストア】の平均給料・給与
- 20万円
登録販売者【薬局・ドラッグストア】の平均年収
- 20代の給料:22万円
- 30代の給料:25万円
- 40代の給料:28万円
- 初任給:18万円
会社によって差があるようです。
※給料給与統計の算出は口コミや厚生労働省の労働白書を参考にしております。年収は給与や取得したデータからおよそで算出しています。
登録販売者【薬局・ドラッグストア】の年収【年代別理想の年収プラン】
登録販売者【薬局・ドラッグストア】としてこのぐらいの年収はもらえてたらいいなと思う理想の年収を考察してみました。
登録販売者【薬局・ドラッグストア】として働き10年未満。これからのホープと呼ばれる世代です。20代で貰いたい理想の年収はおよそ378.0万円を超える年収です。
登録販売者【薬局・ドラッグストア】としてある程度力がついてきたころ。役職についたり、責任ある仕事を任されることも。そんな30代で貰いたい理想の年収は392.0万円を超える年収です。
登録販売者【薬局・ドラッグストア】となるとマネジメントも後輩の育成など人材教育も行うこともあります。企業の中心で働くキーマンが多い40代。理想の年収は490.0万円を超える年収です。
目次
登録販売者の年収
薬事法改正により2009年に生まれた「登録販売者」。現在、「登録販売者」の資格取得者は15万人にのぼります。ドラッグストア、スーパー、コンビニなど多くの販売業で活躍しています。業種や店舗によって年収は異なりますが、登録販売者の主な就職先のひとつであるドラッグストアの年収を調べてみました。
ドラッグストア売上第1位のマツモトキヨシでは、薬剤師を除く正社員の平均月収は約24万円とのこと。
これに登録販売者としての資格手当が5000円、役職付きなら役職手当が数万円つきます。年収は約400万円前後となります。
業界第2位のサンドラッグでは、基本的に中途採用の正社員は薬剤師有資格者しか募集していません。
薬剤師手当12万円を除いた正社員の給与は20万円~となっています。年収換算では320万円です。
そのほかのドラッグストアでも、だいたい月給20万円~25万円、登録販売者手当は5000円、というところが多いです。
パートやアルバイトなどの非正規雇用も多いことから、登録販売者の平均年収は300万円前後だと思われます。
ドラッグストアや薬局【業種別】の登録販売者の年収給料はどのくらい?
業種別の登録販売者の年収について調べてみました。
登録販売者のおもな就職先は、ドラッグストア、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの小売店になります。
その中でも一番求人数の多いドラッグストアは、月給20万円~25万円、平均年収300万円~400万円となっています。
スーパーマーケットの正社員は、月給18万円~35万円、平均年収288万円~560万円となっています。35万円は役職付き、あるいは店長クラスの給料です。
コンビニエンスストアの正社員は、フランチャイズだと月給15万円~20万円、平均年収240万円~300万円となります。
店長でも20万円程度といわれています。コンビニオーナーになると、売上にもよりますが、年収は500万円~1500万円になるといわれています。
ディスカウントストア大手のドン・キホーテでは、月給22万円~(基本給15万円プラス固定残業手当74000)となっています。年収換算352万円です。
どの業種であっても登録販売者としての資格手当は5000円ほど。もしくは何もつかないこともあります。医薬品を扱う小売店では、登録販売者の資格はあると便利・有利にはなりますが、そこまで年収アップの材料にはなっていない現状があります。
しかし、今後は多くの販売業で、登録販売者の資格を生かした事業展開がされていく可能性があります。また、現在、医薬品を扱う販売業に勤めている人でも、今後店長を目指すならば登録販売者の資格が必須となることも考えられます。
登録販売者と薬剤師だと給料はどのくらい違う?
登録販売者と薬剤師は、給料にはかなりの差があります。
登録販売者の平均年収は300万円前後となりますが、薬剤師の平均年収は約550万円となります。年収にして250万円も差があることになります。
大手ドラッグストアでも、正社員採用の時点で薬剤師とそれ以外に分かれています。
通常の正社員が初任給20万円のところ、薬剤師だと薬剤師手当がプラス12万円つき、月給32万円~となります。登録販売者手当は月に5000円であることが多いため、ドラッグストアにおいては、
登録販売者:月給20万5000円、年収328万円
薬剤師:月給32万円、年収512万円
となります。
よって年収差は184万円です。
登録販売者はまだ新しい資格で誰でも受検することができ、合格率は45%です。
一方、薬剤師は6年間薬学部で勉強しなければ受験資格を得られず、難易度もグッと上がります。合格率は75%ではありますが、受験者のほとんどがこの資格を取るために6年勉強してきた大学生たちなので、誰でも受けられる登録販売者試験と比べることはできません。
参照:薬剤師の給料年収手取り額
登録販売者の店長・正社員・パートの給料
スーパーやドラッグストアによっては、店長になるには登録販売者の資格を持っていることが必要になることもあるようです。会社によっては社員全員が登録販売者資格を取ることを奨励したりしています。
登録販売者の店長・正社員・パートの給料について、求人サイトなどの情報をもとに調べてみました。
店長、正社員はそれぞれ月額の給料に5000円程度の登録販売者資格手当が入っていると考えます。また、パート時給は登録販売者資格があるとプラス100円程度上がることがあるようです。
【ドラッグストア】
店長:月給25万円~30万円
正社員:月給20万円~25万円
パート:時給900円~1100円
※薬剤師資格がある場合、給料は大幅に上がります(月給35万円以上)。登録販売者資格のみの店長よりも、薬剤師正社員の方が年収が高いことも十分ありえます。
【スーパーマーケット】
店長:月給35万円
正社員:月給18万円~30万円
パート:時給680円~950円
地域や会社によって異なりますが、給料相場はこのくらいとなります。
登録販売者資格を持っていると手当がつく店も、つかない店もあります。スーパーマーケットは薬品以外の物の販売も多いため、パート採用では登録販売者資格が求められることはほとんどないようです。資格があれば採用時に少し有利になることもある、という程度です。薬局併設のスーパーマーケットの場合、薬剤師のパートを募集していることもあり、地域によって異なりますが、時給は1500円~2500円の間(最多募集は2000円)となっています。
登録販売者の仕事内容
一般用医薬品の販売を行うことが登録販売者の主な仕事です。
ただし、販売を行えるのは一般用医薬品の第2・第3類のみで、第1類は薬剤師のみが販売に携わることができます。
第2類と第3類の一般用医薬品が全体の90%を占めているため、ほとんどの医薬品は販売できると考えていいでしょう。
2009年に誕生したばかりの資格ということもあり、まだまだ知名度は低いですが、登録販売者が店舗にいれば、薬剤師がいなくても大半の医薬品は販売できるので今後ますます需要が高まっていくはずです。
登録販売者の資格があると全国の薬店やドラッグストアだけではなく、医薬品を取り扱っているスーパーやコンビニなどでも働くことができますし、さらには医療関係の事務職にも就くことだって可能です。
また、一般の正社員や契約・派遣社員、アルバイトやパートよりも手当が厚くなり、給料面が優遇され、昇給も期待できます。
登録販売者の給料手取り
上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい
20万円~25万円となりそうです。
登録販売者になるには?【資格・試験・合格率】
登録販売者は将来性のある職業なので、なりたいと考えている人も多いでしょう。
では、登録販売者になるにはどうすればいいのでしょうか?
まず、都道府県で実施している試験に合格する必要があります。
その試験に合格し、都道府県知事の登録を受けることで、登録販売者として活躍できます。
試験実施時期は各都道府県によって異なるため、しっかりと確認しておきましょう。
平成26年までは受験資格がありましたが、平成27年からは学歴不問でどなたでも受験できるようになりました。
もちろん、年齢や性別、経験なども全く関係ありません。
出題形式は択一式問題となっており、総得点の70%以上が合格ラインですが、5つある項目のうちどれか1つでも基準点に満たなかった場合は不合格になります。
そのため、5項目をバランス良く勉強しないと合格するのは難しいです。
気になる合格率ですが45%前後です。
ただし、都道府県によって大きく異なり、10%や20%台のところもあれば、50%以上の合格率のところもあります。
登録販売者の時給相場って?
アルバイトやパートで登録販売者として働きたいという人もいるでしょう。
では、登録販売者の時給相場はどのくらいなのでしょうか?
アルバイトやパートの時給相場は800円~1000円程度です。
ただ、働く地域や店舗規模によって時給が高くなったり、低くなったりするので、この数字はあくまでも目安に過ぎません。
時給1000円以上で働いている人もいますし、800円以下で働いているもいます。
夜間の業務は時給が高くなるのが一般的なので、稼ぎたい場合は夜間にシフトに入れた方がいいでしょう。
今後、登録販売者のニーズは高まっていくことが予想されるので、資格所有者のアルバイトやパートを積極的に採用していく企業が増えていくはずです。
マツキヨやドンキホーテの登録販売者の時給や給料ってどのくらい?
マツキヨやドンキホーテといった大手チェーン店で働く場合、どのくらいの給料をもらえるのか気になりますよね?
店舗や経験などによって給料は変わるので、これから紹介する金額は参考程度に考えてください。
マツキヨの場合、アルバイトやパートだと時給700円~1000円、正社員だと月給14万円~32万円ほどです。
ドンキホーテになると時給が高くなり、900円~1100円程度の店舗が多く、22時以降の勤務は時給がアップします。
さらに毎月昇給制度を設けているので、頑張り次第でどんどん時給が上がっていく可能性があります。
登録販売者の口コミお給料
給料:20万円
ドラッグストアで働いています。給料はそんなにもらえませんがボーナスがでるので年収でいったら450万ぐらいです
給料:18万円
これを持ってたら結構優遇されるのでとりました。就職もそんなに厳しくなかったです
あなたが持っている仕事への誇りや生き方、プライド、かっこよさ・給料を教えてください
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匿名さん 個人薬局の登録販売者
仕事上、かなり忙しいと思います。店頭販売に加え、在庫管理や、商品発注、品出し等は毎日あります。店頭販売するにあたっては、正しい知識を身につける為、常々から情報収集、勉強もしなくてはならない。店頭販売では色んなお客様がいらっしゃいますので、コミュニケーション力が必須です。年収は500万円前後
慎重な女
チェーンドラッグストアの店長です。
販売、在庫管理、売場管理、従業員育成、顧客育成など多くを管理するので忙しいですが、休日出勤などはほぼ発生せず、残業も月に10時間程度です。有給休暇もそこそこ取れます。
昇級試験に合格すれば、年収はもう少し上がるかと思います。
都心の繁華街駅前の店舗を任されています。年収は700万円程です。