治験コーディネーター(CRC)の給料・年収や手取り額を解説!
治験コーディネーター(CRC)の給料・年収を解説します。
治験コーディネーター(CRC)の平均給料・給与
- 25万円
治験コーディネーター(CRC)の平均年収
- 20代の給料:18万円
- 30代の給料:23万円
- 40代の給料:35万円
- 初任給:15~万円
※補足を参照ください
※給料給与統計の算出は口コミや厚生労働省の労働白書を参考にしております
治験コーディネーター(CRC)の年収【年代別理想の年収プラン】
治験コーディネーター(CRC)としてこのぐらいの年収はもらえてたらいいなと思う理想の年収を考察してみました。
治験コーディネーター(CRC)として働き10年未満。これからのホープと呼ばれる世代です。20代で貰いたい理想の年収はおよそ322.0万円を超える年収です。
治験コーディネーター(CRC)としてある程度力がついてきたころ。役職についたり、責任ある仕事を任されることも。そんな30代で貰いたい理想の年収は364.0万円を超える年収です。
治験コーディネーター(CRC)となるとマネジメントも後輩の育成など人材教育も行うこともあります。企業の中心で働くキーマンが多い40代。理想の年収は588.0万円を超える年収です。
目次
治験コーディネーター(CRC)の給料・年収補足
20代の給料:15万円~20万円(推定)
30代の給料:20万円~25万円(推定)
40代の給料:30万円~40万円(推定)
上記平均給与から算出してみると、平均年収はだいたい
350万円~500万円となると予測されます。
治験コーディネーター(CRC)の仕事内容
治験コーディネーターは、GCP(治験を実施する際に遵守すべき基準)をしっかり守って治験が行われるように調整することが仕事です。
まず治験実施計画書と呼ばれるものの説明を臨床開発モニター(CRA)から受けて、その計画書(プロトコル)をきっちりと理解します。
そしてそのプロトコルに沿って治験が行われていくわけですが、CRCは看護師・医師・薬剤師・CRAそれぞれのスケジュールをすり合わせる。
担当する人たちとスケジュール管理をして、プロトコルを全員で確認。
ミーティングを開くときには資料を作成したり、司会にまわったりとCRAを手伝う形で仕事をすることになります。
CRCの仕事のメインとなるのが、スクリーニング。
プロトコルに合った被験者を探すという仕事ですね。
併用禁止薬を服用していないかどうかなどを基準にして、医師から紹介してもらったり、ネットで探したり、カルテから被験者を探していきます。
被験者に対して治験の説明をするのもCRCの仕事ですし、被験者が来院したときの対応もCRCの仕事です。
治験のスケジュール期間には奨励報告書を作成したり、CRAと連携して監査業務などを行ったりします。
治験が終了すると報告書や監査対応などさまざまな後処理をするなど仕事量が多いですね。
治験コーディネーター(CRC)の給料手取り
上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい
15万円~20万円となりそうです。
治験コーディネーター(CRC)になるには?【資格】
治験コーディネーターとして働くのに特定の資格が絶対に必要ということはありません。
CRCは看護師・薬剤師などが企業就職する際の職場としてメジャーで、様々な医療関係の資格を持った人が入り乱れて働いています。
治験コーディネーターになる資格というものはありませんが、医療の資格は必要です。
治験が正しく行われているかどうか、国が決めた基準を頭に入れて仕事をしていくのがCRC。
治験とは薬の実験のようなものです。
薬剤に関する知識が多く必要になってきます。
そのため、働くための条件として「看護師」「薬剤師」「臨床検査技師」などの資格を持っていることというのを定めています。
その中で、認定資格を持っている人であればさらに有利になります。
メジャーなものだと「日本SMO協会 CRC公認資格」「SMONA 公認CRC資格」日本臨床薬理学会認定CRC資格」などですね。
治験コーディネーター(CRC)の求人募集の探し方
CRCの求人の探し方にはいろいろなものがあります。
医療関係・治験関係の専門就職・転職サイトというのがいくつかかあるので、そういったサイトを利用するのがメジャーですね。
・CRCJOB
・CRCばんく
・e-CRC.jp
以上のようなサイトを使って求人を探すという方法がもっとも確実で、手っ取り早い方法です。
治験コーディネーター(CRC)の仕事の面白さ
CRCの仕事の面白いところは、新薬の流通の最初の関門に立ち会うことができるということです。
自分が対応した治験での治験薬が実際に流通したのを知るときの喜びと達成感はとてつもないもの。
大変な仕事ですが、そこで「やってよかった」と思える人が多いようです。
CRCというのはその治験を行う医療施設を代表して、治験が正常に行われるようにする仕事です。
医療機関からの信頼がないと業務ができません。
裏を返せば、CRCは医療機関から絶対の信頼を得て仕事をしているのだということになります。
それも大きなやりがいです。
被験者が自らの安全・命をゆだねているのは、医療機関ではなくてCRC・・・被験者と関わる時間が一番長いのもCRC・・・。
そういった責任の重さが面白さになっています。
向いているのは、責任感があって几帳面な性格の人。
少しでも気になることがあれば、それを放っておくことはできません。
少しの疑問も残さないようにしないと気がすまないという人には向いている仕事と言えるでしょう。
治験コーディネーター(CRC)の資格取得難易度
CRCの資格といってもいろいろあるのですが、その中でも難易度が低くなおかつ大手治験会社が推奨している資格は「日本SMO協会 CRC公認資格」ですね。
累計合格者数は、どのCRC認定資格よりも多いです。
受験資格は、協会が定める導入教育研修を受講して修了証を取得すること。
導入研修終了日から2年以上の実務経験があること。
所定の継続教育の基準に適合していることとあります。
これはCRCとしての能力の高さを証明するための資格であり、CRCとしてスキルアップを図るための資格です。
研修会や講習会に参加して学びながらも、基礎40時間以上・実務16時間以上の研修を修了しなければならず、取得に時間がかかる資格ですね。
そこから試験を受けて合格すれば晴れて認定となります。
その難易度はとても低いです。
研修をきっちりと受けて、その内容が頭に入っていれば苦労することは無いでしょう。
治験コーディネーター資格の資格学校一覧
CRCになるのにCRC関連の学校に通う必要は無いので、関連する学校というのはほとんどありません。
東京であれば、東京医療秘書福祉専門学校の「くすりアドバイザー科」で学ぶことができます。
一覧にすると、次のような学校があります。
・東京医療秘書福祉専門学校
・大阪医療秘書福祉専門学校
・横浜医療秘書歯科助手専門学校
以上のような専門学校でCRCを目指せるようですが、あまりおすすめはできません。
医療関係の資格を取得するほうが採用してもらえる確立も高いので、看護師資格・薬剤師資格・臨床検査技師資格をとりましょう。
治験コーディネーター(CRC)の口コミお給料
給料:25万円
薬剤師をやりながらこの仕事をしています。
給料:20万円
見習いクラスですがやっております
あなたが持っている仕事への誇りや生き方、プライド、かっこよさ・給料を教えてください
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知的な女
43歳で手取り30万〜33万
残業あり
担当する医療機関によっては朝早かったり、20時、21時まで患者の対応をする場合がある。
土曜日も出勤する場合も。
長期の休みが取れないとこが多い。
人とコミュニケーションが取れない人は向いてない。
契約している医療機関に訪問して仕事をするため対人関係のストレスはかかる。
治験コーディネーターの説明はもっと調べてから書け。
健康な被験者にだけ新薬を投与するわけではない。
勇猛な男
看護師から治験コーディネーターになって3年目。32歳で給料は手取り25万円前後。
残業はあるがスーパーフレックス制なので、自由はききます。土日祝休みなので働きやすいです。
看護師時代のように注射や採血はしないので、スキルは落ちます。
医師やコメディカル、患者や製薬会社など多くの人の調整が必要で、その調整が大変ではあります。
あと、健康な被験者にだけお薬を投与はしません。治験にもいろんな種類があります。治験コーディネーターは専門職です。専門職である誇りを持って仕事してます。もっと世間の人も理解してほしいし、治験コーディネーターという仕事を正しく知ってほしいです。
ニヒルな男
給料は手取り23万円ほど。
試験によって忙しさが全然違う。
また病院によってもやり方が全く異なるので、それに柔軟に対応できる人でないとやっていけない。
医師、看護師、検査技師など病院は取引先であるため、いかに物腰低くできるか。