ゲーム業界の給料年収・業界規模・特色などを徹底解説します。|「給料BANK」

ゲーム業界の年収や業界規模を解説します。

ゲーム業界の年収・特色

スマートフォン向けゲームが急成長する等、その動向から目が離せない。
ゲーム業界。平均年齢も若く、新規参入も多いため、競争は熾烈だ。各社はメガヒットを狙い、新しいコンテンツを常に模索している。
もともとゲームやアニメが好き、という人が就職する傾向があるため、コミケの時期は有給消化率が高くなるとか……。クライアントとの「いつまでですか」「なるはやで」というやり取りに、真摯に応える真面目なプログラマーも多い。
開発の現場は激務となることもあるが、携わったゲームがヒットした時の快感はたまらないらしい。発売直後の週末は、ついついバグ報告などが気になって匿名掲示板を覗いてしまうこともあるという。
時にはユーザーの方がゲーム内の仕様に詳しいという事態も!?　そこまで愛されるゲームを作ることができれば大成功ともいえる。

ゲーム業界の就職転職に向いているタイプ

世の中では今何が流行っているのか、時流を見抜く情報収集能力が必要。
また、進行管理を行うので、時間管理ができてコミュニケーションスキルの高い人材が求められる。

業界が誇る特殊な慣例や習慣など

もともとゲームやアニメが好き、という人が就職する傾向があるため、コミケの時期は有給消化率が高くなる。
人気ゲームの発売日に休むと「ゲーム買いに行ったな」と思われるため、有給もおちおち取れない。発売直後の週末は、ついついバグ報告などが気になって匿名掲示板を覗いてしまうこともある。

業界の口癖

「いつまでですか」「なるはやで」という会話は日常茶飯事。「バグってる」などの業界用語も。
いつも時間に追われていて、夜中でも平気で起きている。「俺の世界観は…」「俺はあのキャラが好きで…」「俺はこうしたい…」などの「俺は、俺は」というアピールが多い。好きなことを語らせると饒舌になって話しが長い。
楽しいことにはやたら首を突っ込む。子どもともゲームや遊びで本気で戦える童心を忘れないキャラ。

起源・業界誕生

ゲーム業界の帝王「任天堂」は、1889年に「山内房治郎」が京都市下京区で設立、当初は花札を製造する会社で、日本初のトランプを着手した企業でもある。
1960年代に突入すると多角経営に乗り出し、アーケードゲーム全盛の70年代に初の据え置きゲーム機「ゲーム6」を発売した。1983年にはファミコンが発売された。
テレビムのルーツは1958年ウイリー・ビギンホーサム博士が開発した「Tennis for Two」といわれる。コンピュータソフトとしてのゲームは、MIT（マサチューセッツ工科大学）で誕生する。
人口知能を研究していたスティーブ・ラッセル氏がプログラムした「スペースウォー」が学生たちの間で大人気となった。
70年代には、ゲームをビジネスとして販売することが始まった。業界年齢は70年代から数えて約40年。ハード業界とレジャー業界から派生した。

業界の歴史的背景

ゲーム業界は業務用ゲーム（アーケードゲーム）と家庭用ゲーム市場に分かれている。
1970年代はゲームが遊べる場所はショッピングセンター内やビルの屋上等にある遊技場で機械式のエレメカやメダルゲームという業務用ゲーム機（アーケードゲーム）が中心だった。
70年代後半にビデオゲーム機が登場、スペースインベーダーがヒットし、 ゲームセンターが成立していく 。80年代に入ると家庭用ゲーム機が登場する。
ファミコンが爆発的に普及し、家庭用ゲーム市場は任天堂中心の構造となる。スーパーマリオブラザーズやドラゴンクエストがヒットした。90年代は携帯型ゲーム機のゲームボーイが普及。
プリクラや格闘ゲーム、音楽ゲームなども人気となる。３ＤＣＧ描画機能を備えた高性能家庭用ゲーム機が登場。
プレイステーションがシェアを伸ばしＳＣＥ（ソニー）中心の市場構造に。2000年代に入るとオンラインゲームが生まれ、2010年代にはソーシャルゲームが大きな市場になる。

業界の三すくみ

ゲームのハードが売れると家電業界に利益をもたらすので、家電業界には強い。また広告にかけるお金によってユーザー数が変わったりするので、広告業界には弱い。
仲が良いのはハード業界とソフト業界。どちらも現在のゲームには欠かせない。
インターネット業界もオンラインゲームには無くてはならない。
最近ではソーシャルゲームの台頭で通信業界とも仲が良い。インドア派のためライバルはアウトドア派のレジャー業界。

ゲーム業界にかかわる職業

ゲーム業界にかかわる職業をピックアップしてみました。
　
・ゲームプランナー
・ゲームクリエイター
・ゲームデザイナー
・ゲームプロデューサーの給料・年収
・ゲームプログラマーの給料・年収