測量士の給料年収や手取り額、初任給を解説!
測量士の給料年収を解説します。
測量士の平均給料・給与
- 29.5万円
測量士の平均年収
- 20代の給料:22万円
- 30代の給料:29.5万円
- 40代の給料:37万円
- 初任給:19~万円
算出については補足参照ください
※給料給与統計の算出は口コミや厚生労働省の労働白書を参考にしております。年収は給与や取得したデータからおよそで算出しています。
測量士の年収【年代別理想の年収プラン】
測量士としてこのぐらいの年収はもらえてたらいいなと思う理想の年収を考察してみました。
測量士として働き10年未満。これからのホープと呼ばれる世代です。20代で貰いたい理想の年収はおよそ378.0万円を超える年収です。
測量士としてある程度力がついてきたころ。役職についたり、責任ある仕事を任されることも。そんな30代で貰いたい理想の年収は455.0万円を超える年収です。
測量士となるとマネジメントも後輩の育成など人材教育も行うこともあります。企業の中心で働くキーマンが多い40代。理想の年収は616.0万円を超える年収です。
目次
測量士の給料・年収補足
20代の給料:22万円(推定)
30代の給料:29.5万円(推定)
40代の給料:37万円(推定)
上記平均給与から算出してみると、平均年収はだいたい
304万円~592万円となると予測されます。
札幌の求人調査結果:17万円~40万円(月収)
東京の求人調査結果:17万円~45万円(月収)
大阪の求人調査結果:16万円~45万円(月収)
福岡の求人調査結果:16万円~41万円(月収)
測量士の手取り
上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい
15万円~30万円となりそうです。
測量士の仕事内容
測量士の仕事は、ビルや家屋、ダムや橋、鉄道やトンネルなど、土木建築工事をするにあたり、その土地の正確な位置関係の測量を行い、基礎データを作成することです。
測量計画の作成をしたり、測量したデータから計算をしたり図面を起こしたりなど、事務所内でする作業のことを「内業」といい、実際に屋外で土地の計測をすることを「外業」といいます。
測量する場所は、住宅街、農地、山地、海峡などさまざまです。
また、実際に建築された構造物が正確な場所に造られているかをチェックするのも測量士の仕事です。
測量士は測量法に基づく国家資格で、国土交通省国土地理院が所管しており、業務独占資格となっています。
測量には精密さと高度で正確な測量技術が必要とされるため、国や公共団体が行う土木・構造物工事に伴う測量は、「測量士」か「測量士補」しか行うことができません。
測量士の職種・職場別給料年収
測量士は、建設会社、土木会社、不動産会社、測量会社などに勤めています。国土地理院や、官公庁の土木科で働く測量士もいます。また、独立をして測量事務所を開く人も多いです。
地域や会社の規模などによって年収は異なります。
規模にもよりますが、建設コンサルタント会社では年収400万円~600万円で測量士の募集をしている企業が多いです。土木系の企業は、建設コンサルに比べるとやや年収が下がり、450万円ほどのところが多いようですが、会社によって幅があります。地域に根ざした工務店のような会社は中小企業が多く、年収300万円~400万円となっています。
公共工事の受注の件数などによって、年収に加え安定性や残業の量が異なるようです。
また、「測量士」の資格手当が6000円、「測量士補」の資格手当が4000円など、資格手当がつく企業もあります。
有名企業の測量士の年収給料
測量大手の株式会社パスコ(東証一部上場、従業員数2,691名)では、年収430万円~800万円、月収230,000円~測量士の募集をしています。
パスコは特に航空写真測量の技術では世界トップクラスといわれており、災害現場でもその技術が生かされています。
航空測量や海洋測量などを行う測量会社になると、年収が高くなる傾向があるようです。
大手建設会社では、「測量士」はすでに大勢勤務しているため、測量士の中途採用はほとんど行っていません。新卒で入社できれば、年収400万円~1000万円となります。(企業によって異なります。)
開業(独立)自営測量士の年収給料相場
測量士は、開業しやすい資格といわれていますが、実際は建設コンサルや測量会社での実務経験がなければ独立は難しくなります。
数年~10年ほどの経験を積み、独立資金を準備して開業します。事務所(自宅でも可)、自動車(測量地点に出向くため)、CADや測量機器が必要となります。
それらの経費を差し引くと、月に70万円の受注があってもトントン、ということもあるようです。
測量の仕事は公共事業(インフラや施設建設)が大半を占めます。そのため、地元にすでに測量会社や事務所いくつもある場合、そこに新規参入するのはなかなか厳しくなります。国土交通省が発表している「平成28年度設計業務委託等技術者単価表」によると、測量業務を行う測量主任技師には、基準日額39,000円が支払われることになっています。
個人宅や田畑の測量の仕事を受注するには、人脈や口コミが重要となるため、開業する際には営業努力も必要となります。
「測量士」として測量のみの仕事を請け負うだけなら、年収はサラリーマン測量士と同様に400万円~が相場となるようです。公共事業を多く請け負うことができれば、年収800万円を超えることもあります。
測量士になるには?
測量士は国家資格です。
測量士になるには、国土地理院が行う測量士補試験に合格する方法と、大学や専門学校などで専門科目を修めて必要な実務経験(1~3年)を満たして登録する方法(受験なし)があります。
測量士試験は、年令、性別、学歴、実務経歴等に関係なく受験できます。
1月初旬~下旬に願書受付、毎年5月中旬の日曜日に試験があり、7月上旬に合格発表があります。
科目は、
1・測量に関する法規及びこれに関連する国際条約
2・多角測量
3・汎地球測位システム測量
4・水準測量
5・地形測量
6・写真測量
7・地図編集
8・応用測量
9・地理情報システム
の9つで、択一式と記述式の試験があります。
国土地理院の統計によると、平成28年の測量士試験の受験者は2,924名で、合格者は304名。合格率は10.4%となっています。
測量に関する計画を作製するのが測量士で、その計画に従い実際に測量作業をするのが測量士補です。測量士は測量士補の上級資格となりますが、測量士補の資格がなくても受検でき実務経験などが重視されることから、直接、測量士を目指す人が多いようです。しかし、測量士補の資格があると「土地家屋調査士」の午前試験が免除されることから、それらの関連資格のステップップのために受検する人もいます。
測量士で年収1000万円以上(高年収)を狙うには?【考察】
測量の仕事には、多くの場合、測量した土地のデータをもとに「登記」の業務が発生します。測量士の資格だけでは、この「登記」まで行うことができません。登記も行うためには、「土地家屋調査士」や「行政書士」の資格が必要となります。
ほとんどの独立測量士が、「土地家屋調査士」の資格も取得して開業しているようです。
測量士に加えて、土地家屋調査士として仕事もするならば、年収は1000万円以上が可能となります。中には、年収5000万円近くを稼ぐベテラン測量士(土地家屋調査士)もいるそうです。
測量士の口コミ
給料:20万円
くいっぱぐれはないけど今の会社でずっとやっていきたいです。
あなたが持っている仕事への誇りや生き方、プライド、かっこよさ・給料を教えてください
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