造園業の給料年収・手取り・仕事内容・なるにはを解説! | 給料BANK

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造園業の給料年収や手取り額、初任給を解説!

造園業の給料年収を解説します。

造園業の平均給料・給与

  • 23万円

造園業の平均年収

  • 286万円~373万円
    • 20代の給料:17万円
    • 30代の給料:22万円
    • 40代の給料:25万円
    • 初任給:15~万円
      ※補足を参照ください

    ※給料給与統計の算出は口コミや厚生労働省の労働白書を参考にしております。年収は給与や取得したデータからおよそで算出しています。

    造園業の年収【年代別理想の年収プラン】

    造園業としてこのぐらいの年収はもらえてたらいいなと思う理想の年収を考察してみました。

    20代の造園業の理想年収

    造園業として働き10年未満。これからのホープと呼ばれる世代です。20代で貰いたい理想の年収はおよそ308.0万円を超える年収です。

    30代の造園業の理想年収

    造園業としてある程度力がついてきたころ。役職についたり、責任ある仕事を任されることも。そんな30代で貰いたい理想の年収は350.0万円を超える年収です。

    40代の造園業の理想年収

    造園業となるとマネジメントも後輩の育成など人材教育も行うこともあります。企業の中心で働くキーマンが多い40代。理想の年収は448.0万円を超える年収です。

    造園業の給料・年収補足

    20代の給料:15万円~20万円(推定)
    30代の給料:20万円~25万円(推定)
    40代の給料:25万円~30万円(推定)
     
     
    上記平均給与から算出してみると、平均年収はだいたい
    300万円~450万円となると予測されます。

    造園業の仕事内容

    造園業が行うのは、植木を植える作業・植木を剪定する作業・庭を造る作業があります。
    まず植木を植える作業についてですが、かなりの体力仕事です。
    力仕事でもあります。
     
    植木専門の人・剪定専門の人がいるので、体力に自信がある人が植木作業を任されるといったところですね。
    場所によって手掘りであったり、何かしらの道具を使って掘ったりして、植木を植えていきます。
    指定されたとおりの場所に指定されたとおりの本数がきっちりと植えられているかを確認しながら、ミスないように植えていく作業です。
     
    剪定作業は「庭師」という言葉を聞くとイメージする人が多い作業ですね。
    鋏やエンジン・電気バリカンなどをしようして植木を剪定していきます。
    剪定というのは、長すぎる枝を切ったり、はみ出ている葉を切ったりすることです。
    近頃、選定作業を行う造園業のほとんどは刈り込みという方法をとっています。
     
    造園業の花形といえるのが、庭を造る仕事。
    庭を造る・・・これぞ「造園」ですね。
    個人の家・料亭・ホテル・旅館などがメインの顧客になります。
    ただ、近頃では個人での造園があまり行われていないようなので、ホテルや料亭・旅館の日本庭園がメインになっている傾向があります。
    建築設計士との打ち合わせをしながら、その顧客に合った庭のプランを練る仕事です。
     
    以上のような業務が全部合わさって造園業となります。

    造園業の仕事の面白さ

    面白いのは、作業内容がすぐに見た目に表れてくれる点ですね。
    自分が木々を植えていることによって、すぐに見た目に影響が出ます。
    それが作業のわかりやすさにもつながっているのですが、それが楽しさにもなっているのです。
    剪定や庭造りなんかは特にそうですね。
    作業結果がすぐに出るのはプレッシャーに感じる人も多いですが、思っていたとおりの結果になったときの達成感はとても大きなものです。
    ひとつひとつの庭に対する工期が結構短いという特徴があるので、その達成感を頻繁に味わうことができるというのも面白いところですね。
     
    技術職であり、職人であるからこそ、自分のこだわりとクライアントのこだわりを融合させていくことに楽しさを感じるようです。
    ゼロから物をつくるのが好きだという人や、結果がすぐに目に見えてくれるほうが良いという人には向いているかもしれません。
    昨今では意外と日本庭園が中心になっているようなので、日本庭園が好きだという人は、モチベーション高く続けていけるでしょう。

    造園業の給料手取り

    上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい
    13万円~25万円となりそうです。

    造園業になるには?【資格】

    造園関係の資格で、代表格と言えば以下のような資格ですね。
     
    ・造園施工管理技士
    ・造園技能士
    ・測量士
    ・ビオトープ管理士
    ・園芸装飾技能士
    ・グリーンアドバイザー
     
    造園施工管理技士・造園技能士・園芸装飾技能士は国家資格になります。
    だいたい造園施工管理技士をとっておけば間違いはありません。
    現在造園業を営んでいる企業のほとんどが造園施工管理技士の資格取得を奨励している傾向があるので、何をとればいいのかわからないという場合はこの資格を取っておきましょう。
     
    2級と1級がありますが、1級までとっておけばどの会社でも有利になります。
    難易度に関しては後に触れるのでここでは割愛し、概要を説明しましょう。
    平成27年5月18日から6月1日に行われた試験を例に出して説明します。
    受験資格はいたって単純です。
     
    ・大学の指定学科卒業後1年以上の実務経験を積むか、指定学科以外を卒業してから1年半以上の経験を積むこと。
    ・短期大学や高等専門学校の指定学科を卒業してから2年以上の実務経験を積むか、指定学科以外を卒用してから3年以上の実務経験を積むこと。
    ・高等学校指定学科卒業後、3年以上の実務経験を積むか、指定学科以外を卒業してから4年半以上の実務経験を積むこと。
    ・それ以外に関しては8年以上の実務経験があれば受験資格を満たします。
     
    また、全ての場合に関して「職業能力開発促進法」1級または2級「造園」の技能検定合格者でなければいけません。
     
    試験は学科試験と実地試験があります。
    試験地は札幌・青森・仙台・東京・新潟・金沢・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・鹿児島・那覇で行われました。
    手数料は学科・実地試験両方で10,400円。
    どちらか一方のみの受験の場合は5,200円になります。
     
    1級は2級造園施工管理技術検定合格者となっています。
    他にもいろいろな受験資格がありますが、基本的に2級・1級とステップアップで受けていくことが望ましいので、割愛。
    試験地は2級よりも減って、札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・那覇でした。
    受験料は、学科試験・実地試験ともに10,400円で、それぞれ別々に払うことになります。

    造園業の求人募集の探し方

    造園業の求人を探すのであれば、ハローワークがおすすめです。
    転職サイトなどにはあまり求人が揃っていない傾向があります。
    地域色の強い職業ですし、地域とのつながりを大切にする職業でもあるので、その地域のハローワークにはたくさんの求人を出しているようです。
     
    たとえば大阪府のハローワークで求人を探してみると205件見つかり、東京都内で543件も見つかりました。
    どの求人サイトよりも強いだろうことが考えられるので、やはりハローワークが安定ですね。

    造園業の資格難易度ってどのくらい?

    最も推奨されている造園施工管理技士・・・造園施工管理技術検定試験の難易度について説明します。
    まず2級についてですが、2級の合格基準は学科・実地ともに6割以上となっています。
    2級の学科試験の合格率は、55%ほどで、実地が44%ほど。
    だいたい半数かそれを下回るくらいの人数が合格することになります。
    難易度的にはやさしいとは言えませんが、それほど難しいとも言えませんね。
     
    1級も学科・実地ともに6割以上の得点で合格です。
    1級学科は、40%程度の合格率で、実地が33%程度の合格率になっています。
    1級の難易度はそこそこ高いようですね。

    造園業の企業ランキング

    給料解説者ぺすくん

    簡単に、売上高による造園業の企業ランキングを紹介します。
     
    1位:大和ハウス工業
    2位:鹿島建設
    3位:清水建設
    4位:大成建設
    5位:大林組
    6位:クボタ
    7位:竹中工務店
    8位:博報堂
    9位:戸田建設
    10位:きんでん
     
    やはり、1位は安定の大和ハウス工業となっています。
    大和ハウスとクボタ・竹中工務店・きんでんに関しては大阪の企業ですね。
    関西ではかなり知名度が高いです。
    そのほかに関しては、やはり東京都の企業が強い様子。
    10位より下は東京ばかりでした。
     
    東京は求人数も多かったですし、やはり造園業を行うのであれば東京の企業が強そうですね。

    造園業の口コミお給料

    給料:18万円

    冬になると雪国では仕事がなくなります

    給料:13万円

    地方でやってます。仕事がなく個人だと結構大変です

    あなたが持っている仕事への誇りや生き方、プライド、かっこよさ・給料を教えてください

    下記より投稿する

    匿名さん

    緑に囲まれた仕事は、意外なほどストレスが少ない。高木作業など、他にはない自分だけの強みとなる技術で、評価をしてもらって高収入を得ています。

    周りの同業者の平均収入の額もそれほど低くくないと思います。

    匿名さん

    給与はやはり少なく、職人さんに弟子入りしたり小さな植木屋さんに就職すると個人事業主扱いとなるので出費もかさんでしまう。更には保険やボーナスもない場合も多い。
    しかし日没には確実に退社できるし、休みは不定期だが割合しっかり取れる上に何より自然に囲まれて体を動かせるので肉体労働系の仕事の中では働きやすいと言える。

    勇猛なの男

    送迎運転手代を入れて¥11000出てますが、朝4時30分に出て、全員送って帰宅は夜7時40分過ぎです。作業内容もテコばかりで、一番疲れて汚れる作業ばかりです。私的には給料安いと思います。会社は元請けから1人¥15000~18000位は出てると聞きました。会社次第ですね

    匿名

    4Kの極みのような仕事です。夏は40℃炎天下での重労働、冬は寒さで手足の感覚がない中で作業、多少の怪我や蜂やチャドクガに刺されても我慢して働きます。そしてこの仕事をするなら基本的に休みはないと思った方が良い。月に全休が2日あれば良い方。30~40連勤はざらです。基本的に考え方が昭和で会社によっては特に新人は少ない休日も休まず働くことや遅くまで会社に居残ることが美徳とされる風潮があるので、休みが多かったり定時で退社するとやる気がないと見なされます。有給なんてもってのほかです。
    給与も他の職種に比べるとかなり低いと思います。また昇給もしずらいので、結婚したい方はかなりネックになります。
    人間関係は会社によって全く変わりますが、私の印象では独善的で自己満足に浸ってるような気分屋が多いので、上司が変な人に当たると散ストレスで病む人もいます。また、こう言う仕事なのでパワハラも問題にすらならず普通にあります。毎日こっぴどく怒鳴られますし、酷い場合は道具で叩かれます。
    それでも庭や植物が好きでこの仕事をしたいという人は、最初は辛いでしょうけど仕事に慣れて上に気に入られれば楽しいかもしれません。

    ベテランの男

    親方です。
    地方でやってますが20代の頃雇われで最高年収400くらいで現在は年収1000ちょっとあります。従業員の給与は450くらいです。
    若いうちに苦労して営業、設計から施工までできるようになれば指名で仕事以来がありかなり安定する職種です。休日は年間120日から130日くらいです。
    上の説明のように機械での刈り込み剪定ばかりしている業者が増えましたね。造園業の給与が低い理由の一つではありますね。

    その他の土木・建築系職業の給料一覧の給料一覧