スクールカウンセラーの給料年収・求人募集を解説！|「給料BANK」

スクールカウンセラーの給料・年収を解説します。

スクールカウンセラーの年収【年代別理想の年収プラン】

スクールカウンセラーとしてこのぐらいの年収はもらえてたらいいなと思う理想の年収を考察してみました。

スクールカウンセラーの給料・年収補足

20代の給料：19万円～30万円（推定）
30代の給料：19万円～30万円（推定）
40代の給料：19万円～30万円（推定）
　
　
上記平均給与から算出してみると、平均年収はだいたい
200万円～360万円となると予測されます。
　
札幌の求人調査結果：19万円～35万円（月収）
東京の求人調査結果：19万円～40万円（月収）
大阪の求人調査結果：22万円～30万円（月収）
福岡の求人調査結果：求人無しのため不明
　
都内でスクールカウンセラーの求人を見るとほぼ非常勤講師として週3～4勤務が多く時給1980円でした。
常勤スクールカウンセラーとなるとレアだそうです。

スクールカウンセラーの給料手取り

上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい
15万円～32万円となりそうです。

スクールカウンセラーの仕事内容

スクールカウンセラーの仕事は、さまざまなものがあるのですが、文部科学省が掲げているものとしては、次の4つです。
・生徒へのカウンセリング業務
・カウンセリングなどに関する教職員・保護者に対するアドバイスや援助
・生徒のカウンセリングなどの関しての情報収集と提供
・そのほか、生徒のカウンセリングに関してそれぞれの学校において適切と認められるもの
　
まず1番目の生徒へのカウンセリングというのは、わかりやすいですね。
生徒の抱えている様々な心理的問題に対して、相談に乗ります。
ときには心理査定をして精神疾患の検査をする必要もあるでしょう。
また、カウンセリングというのは生徒とカウンセラーのみで成立するものではありません。
親や教師としっかり連携をとって、生徒の問題解決にあたらなければならないのです。
それが、2番目の仕事内容ですね。
　
また、学校内でどのような様子なのか、情報収集・提供を行うことが大切。
学校内だけで解決できないようなことであれば、学校外の専門機関と連携を取ることもあります。
4番目については、臨機応変に対応しようということですね。

スクールカウンセラーの仕事の面白さ・向いてる性格

スクールカウンセラーの仕事の面白さというのは、子供達の問題を解決したときの子供達の様子にあります。
相談をする際にはとても深刻で、傷ついている状態だった子供が、「解決した！」と笑顔で報告してくる。
解決とはいかなくとも、前向きな報告をしてくるというのは、スクールカウンセラーにとって、とても喜ばしい瞬間です。
そういったことが、スクールカウンセラーのやりがいであり、仕事の面白さと言えます。
自分の努力が誰かの笑顔に繋がるのです。
　
スクールカウンセラーに向いているのは、口が堅い性格の人。
スクールカウンセラーが、生徒の相談内容などを許可無く誰かに話すことはいけません。
仮に生徒の親や教師であったとしても、ダメです。
そのため、口が堅く、他人から信頼される人が向いていると言えます。

スクールカウンセラーになるには？【資格】

スクールカウンセラーになるには、心理カウンセラー臨床心理士の資格が必要です。
これは精神科医の資格とは別物になります。
もちろん、精神科医の資格を持っていれば尚良いです。
専門的に分析をすることもできますし、その生徒が精神障害を患っているか、判別もできるでしょう。
　
しかし、それらの資格を持っていなければならないわけではありません。
絶対に必要となるのは、心理カウンセラーの資格のみです。
心理カウンセラーは、人の悩みを聞いて、相談を受ける役割の人のことを指します。
心理学のスペシャリストというわけではないのです。
　
資格の難易度もそれほど難しいものではありません。
心理学をはじめて学ぶという人でも、半年もあれば合格できるでしょう。

スクールカウンセラーの求人募集の探し方やどんな業種で募集しているの？

スクールカウンセラーの求人は、ハローワークなどで探すことができます。
業種についてですが、ハローワークでは「管理的職業」の項目に「スクールカウンセラー」がありました。
ただ、ハローワークに登録されている求人数はとても少ないです。
ハローワークなど一般の転職サービスやサイトで公開されているのは、私立大学や専門学校などのカウンセラーが多くなっています。
小・中・高となれば、それぞれの都道府県の教育委員会の採用情報に掲載されるようです。
欠員が出た場合に募集されるので、採用情報の掲載は不定期的かつ少数となっています。
　
一年契約の契約社員という扱いなので、募集は年に1回行われるのが一般的となっていますが、契約更新される場合もあるため、毎年募集しているとは限りません。
狭き門というわけです。
毎年募集される場合、その募集期間は10月から12月前後となっています。

スクールカウンセラーになるための大学や専門学校

スクールカウンセラーになるための大学は、とても数が多いです。
具体例を挙げるよりも、どの学部・学科という方がわかりやすいでしょう。
スクールカウンセラーを目指すのであれば、心理学系の学部・学科に入るのが一般的です。
心理学科・臨床心理学科・人間科学科・こども発達学科・心理カウンセリング学科・心理福祉学などさまざまな学科が考えられます。
　
専門学校であれば、保育・福祉系の専門学校が良いでしょう。
理学療法学科なども良いかもしれませんね。
ただ、スクールカウンセラーを本気で目指すなら、専門学校よりも大学のほうが良いです。
より本格的に学べますし、大学を出たほうがつぶしもきくため、他の仕事をしながら粘り強くスクールカウンセラーの求人を探せます。

スクールカウンセラーの時給相場はどのくらい？【臨時職員】

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