理学療法士の給料・年収や初任給を解説!
理学療法士の給料年収を解説します。
理学療法士の平均給料・給与
- 28万円
理学療法士の平均年収
- 20代の給料:21万円
- 30代の給料:24万円
- 40代の給料:30万円
- 初任給:10~万円
※補足を参照ください
※給料年収統計の算出は口コミや厚生労働省の労働白書を参考にしております
理学療法士の年収【年代別理想の年収プラン】
理学療法士としてこのぐらいの年収はもらえてたらいいなと思う理想の年収を考察してみました。
理学療法士として働き10年未満。これからのホープと呼ばれる世代です。20代で貰いたい理想の年収はおよそ364.0万円を超える年収です。
理学療法士としてある程度力がついてきたころ。役職についたり、責任ある仕事を任されることも。そんな30代で貰いたい理想の年収は378.0万円を超える年収です。
理学療法士となるとマネジメントも後輩の育成など人材教育も行うこともあります。企業の中心で働くキーマンが多い40代。理想の年収は518.0万円を超える年収です。
目次
理学療法士の給料・年収補足
20代の給料:20万円~25万円(推定)
30代の給料:25万円~30万円(推定)
40代の給料:27万円~30万円(推定)
上記平均給与から算出してみると、平均年収はだいたい
300万円~450万円となると予測されます。
理学療法士の仕事内容
理学療法士は、患者さんが座る立つなどの生活に欠かせない人間の基本動作を行うことができるように、身体機能の回復をサポートする仕事です。
寝返りや歩くなどの日常生活を行っていく上で必要不可欠な基本動作の改善を専門的に行っているので、動作の専門家と呼ばれることもありますね。
骨折が治ったあとというのは、その部分の基本的な動作がおかしくなっている場合が多いです。
しばらく正常に動かせなかったところをいきなり正常に動かせるなんていうことはありませんからね。
寝ていたのに急に走れと言われても難しいのと同じです。
そのため、その部分の基本動作を回復させるため、物理療法や運動療法などを行ってリハビリを行います。
スポーツリハビリというのが理学療法士の仕事の中では最もメジャーかもしれませんね。
運動部に入っている高校生にとっても身近な存在なのではないでしょうか。
スポーツで骨折や怪我をしたというときの基礎動作を回復させるためには、理学療法士による物理療法と運動療法が必要不可欠です。
病院や老人保健施設などでも、理学療法士の仕事はあります。
ほとんどの理学療法士は、老人保健施設・病院に就職しているのです。
理学療法士の給料手取り
上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい
16万円~23万円となりそうです。
理学療法士になるには?【資格】
理学療法士として仕事をするためには、国家試験を取得しなければなりません。
そのためにはまず養成校として指定を受けている専門学校や大学・短大で必要な知識と技術を身につけることが必要になります。
国家試験は厚生労働省が認可しているもので、厚生労働省のホームページに試験の詳細についてが貼り出されますよ。
合格率の推移について、第41回から50回の合格率を箇条書きにしてみました。
第41回:97.5%
第42回:93.2%
第43回:86.6%
第44回:90.9%
第45回:92.6%
第46回:74.3%
第47回:82.4%
第48回:88.6%
第49回:83.7%
第50回:82.7%
合格率を見てみると、年々下がっていってはいますが、それでも8割を超えているという状況ですね。
合格率の高さから考えると、難易度は「きっちりと養成校で学んできた人なら問題ない」という程度の難易度になっています。
それよりも学ぶ課程のほうが大変そうですね。
理学療法士の求人募集の探し方
理学療法士の求人を探すのであれば、「PT-OT-ST.NET」をチェックしてみましょう。
これは理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の求人情報を専門に扱っている求人サイトです。
勤務地や職種・施設名・業態などから検索することができてとても便利ですし、求人登録数も多くなっています。
業態というのは、「病院」「介護老人保健施設」「スポーツ施設」のような働く先の施設の形態のことですね。
このサイトを見つつも、他の一般的な転職・就職支援サイトを探してみると良いのではないでしょうか。
理学療法士の仕事の面白さ
理学療法士の魅力というのは、ひとつの目標に向かって誰かと一緒に頑張ることができることです。
リハビリを成功させて元のような基本動作を行うことができるようにするという目標を患者さんと共有。
その目標に向かって、リハビリスケジュールを考えたり、実際に物理療法や運動療法などを施したりして、最終的に目標を達成したとき、とても大きな喜びを感じます。
患者さんに感謝されることも多く、それだけでも「やっててよかった」と思うことが多いようです。
この仕事に向いているのは、専門職として何かを極めたいと考えている人。
他人のために頑張ることのできる真面目な人です。
理学療法士の専門学校や大学
理学療法士の養成校として認められている専門学校や大学について一部紹介します。
全国の4年制国公立・私立大学で養成校として認められているのは、98校。
3年制の短期大学が、6校。
4年制の専門学校が67校、3年制の専門学校が82校あります。
いずれかに入ることになるわけですね。
■国立大学
・北海道大学 医学部保健学科 理学療法学専攻
・弘前大学 医学部保健学科 理学療法学専攻
・京都大学 医学部人間健康科学科
・長崎大学 医学部保健学科 理学療法学専攻
■公立大学
・札幌医科大学 保健医療学部 理学療法学科
・青森県立保健大学 健康科学部 理学療法学科
・首都大学東京 健康福祉学部 理学療法学科
・大阪府立大学 地域保健学域総合リハビリテーション学類理学療法学専攻
・県立広島大学 保健福祉学部 理学療法学科
■私立大学
・北海道医療大学 リハビリテーション科学部 理学療法学科
・北海道文教大学 人間科学部 理学療法学科
・東北文化学園大学 医療福祉学部 リハビリテーション学科
・帝京平成大学 健康メディカル学部 理学療法学科
・東京工科大学 医療保険学部 理学療法学科
・京都橘大学 健康科学部 理学療法学科
・藍野大学 医療保険学部 理学療法学科
・大阪電気通信大学 医療福祉工学部 理学療法学科
■短期大学
・仙台青森学院短期大学 リハビリテーション学科 理学療法学専攻
・白鳳女子短期大学 総合人間学科 リハビリテーション学専攻
・愛知医療学院短期大学 リハビリテーション学科 理学療法学専攻
■専門学校(4年制)
・専門学校北海道リハビリテーション大学校 理学療法学科
・東北メディカル学院 理学療法学科
・日本リハビリテーション専門学校 理学療法学科
・大阪医専 理学療法学科
・福岡医健専門学校 理学療法科
理学療法士作業療法士の違いって
理学療法士は、座る・立つ・歩くといった基礎的な身体機能の回復を目指す仕事です。
一方作業療法士は、食べる・お風呂に入る・指を動かすなどの日常生活を送るための機能回復を目指す仕事と言えます。
とても微妙な違いに感じるかもしれませんが、それが理学療法士と作業療法士の大きな違いです。
料理が作れるようになったり、着替えができるようになったり、学習ができるようになったり・・・。
そういった生活を支えていく活動ができるようになるのをサポートするのと同時に、作業療法士は患者さんの精神面のサポートも行っています。
そこも違いですね。
理学療法士の口コミお給料
給料:35万円
都内勤務です。整形外科勤務。リハビリを助ける仕事をしています。
給料:25万円
整形外科勤務。超音波治療など様々やってます。
特になし
給料:30万円
給料27万
都内は分からないですけど、大阪やその他の県は初任給は手取り20前後で年収も400万前後です。
しかし昇給が絶望的に少ないです(公務員系は除く)。
訪問リハは歩合による訪問件数で加算あったりして年収500万越えたりもしますが資格全体で見ると将来性はあまり無いですね(((^^;)
法律でどんどん縛られて経営も大変そうです。
個人院デイケア
新卒で就職する場合、初任給20万円弱の職場も多々。昇給は職場次第だが、理学療法士の全体数が増えて中堅・ベテランの数が減らない現状があるため、上に登りつめるのは難しい場合が多いかも……。
仕事内容としては、やりがいはピカイチ!患者さんや利用者さんと目標を達成していく素晴らしさを味わえる。書類作成などの事務能力も求められる。
働いて3年目
札幌の個人病院勤務。当院は割と給料が良い方。
基本給22万、昇給2000円くらい、手取り18万前後。賞与4.8ヶ月分。
だいたい最近の病院は365日が増えて土日関係なくシフト制。
働く領域や病期、病院かデイか施設かによっても忙しさも違う。
マッサージだけで終わる人もいるけど、それってほんとにリハビリと言えるだろうか?
もっと根本を突き止めていく必要があると思う。自己研鑽は常に必要。問題解決志向が必要。常に何故を考えなくてはいけない。
介入で結果が出せなかったり、展開のリードが複雑だったり落ち込むことも多い。
リハビリ以外はカルテ打ちや書類業務。書類が多い。か
やりがいとしては、患者さんが喜ぶ顔が見れること。希望に添えた時。あとは給料ですかね。