作業療法士の給料、手取り、初任給|「給料BANK」

作業療法士の給料年収を解説します。

作業療法士の年収【年代別理想の年収プラン】

作業療法士としてこのぐらいの年収はもらえてたらいいなと思う理想の年収を考察してみました。

作業療法士の給料・年収補足

20代の給料：23万円～24万円（推定）※20代の作業療法士は少なく参考程度です。
30代の給料：28万円～29万円（推定）
40代の給料：約30万円（推定）
　
上記平均給与から算出してみると、平均年収はだいたい
390万円～430万円となると予測されます。
年収の参考：作業療法士の年収

作業療法士の仕事内容

身体や精神障害やその予測のために、主体的な生活の改善や修復など、諸機能の回復や維持継続、開発を即す作業活動を治療、指導、及び援助する国家資格所有者です。
具体的には、極普通の独立した生活に障害がある、身体障害者や精神障害者のために、日々の生活を支援します。

作業療法士の給料手取り

上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい
23万円～25万円となりそうです。

作業療法士になるには？【資格】

厚労省指定の養成校指定のある3年制・4年制専門学校、3年制短期大学、4年制大学に入学し、解剖学、運動学、生理学、臨床心理学の他に、医学的な基礎知識を習得し、研修として実務経験を実際の作業療法士指導の下、評価や治療に関して指導を受けることになります。
　
卒業後国家試験を合格して資格を得て、しかるべき施設で働くことで成立します。
合格率は、養成校指定の大学へ通学するほうが最短で有利で77％以上が合格しています。
養成校は全国に専門学校、作業療法関連学部のある大学が合計182校あります。
　
カリキュラムは、専門基礎分野、基礎分野として科学的思考、人間の基本的な生活について学び、福祉関係のリハビリ、機能回復の専門分野の3つが主体となります。

作業療法士の求人募集はどこで探せばいい？

現在は、養成校卒業者全体の10％強が介護老人保健施設への就職が多く、ついで老人福祉施設など高齢者介護医療現場が最も多いです。
次に、中規模以上の診療所、児童福祉施設、老人訪問介護ステーション、身体障害者更生養護施設、保健所などが続きます。
　
求人は全国の介護施設関係のホームページや、転職サイト、あるいは全国の自治体ハローワークなどに常時求人が出ている状況ですね。
全国の一般社団法人で、作業療法士会などもあるので、そこで会員になって紹介を受けることもあるそうです。
常勤と非常勤があり、多くは常勤が月給制、非常勤は時給1,500円前後が相場のようです。

作業療法士試験の難易度や合格率ってどのくらい？

国家試験の合格率自体が7割以上ですので、それほど難易度は高くないでしょう。
ただし、指定養成校課程のある専門学校と、厚労省指定の養成校課程有りの大学卒と比べると、ほぼ間違いなく大学卒の方が就職には有利です。
合格発表は毎年厚労省のホームページで公表されています。
　
国家試験は、筆記5択から一つを選ぶ方式で、午前中が専門分野、専門基礎分野で2時間40分、午後は午前と同じ内容の試験で時間も2時間40分です。
問題は、実地問題とされ一つの事例と症例で、小問2問仕立て1セットの問題設計となっています。

作業療法士になるための学校の学費ってどのくらい？

作業療法士の口コミお給料

給料：35万円

都心で働いています。地方から転職しましたが都内はやはり高いです。

給料：20万円

地方です。まだ勤続５年ぐらいなので給料は普通ですが年収はボーナスあるので400万ぐらいです