ケアマネージャー(ケアマネ)の給料年収や手取り額、初任給を解説!
ケアマネージャー(ケアマネ)の給料年収を解説します。
ケアマネージャー(ケアマネ)の平均給料・給与
- 27万円
ケアマネージャー(ケアマネ)の平均年収
- 20代の給料:19万円
- 30代の給料:22万円
- 40代の給料:28万円
- 初任給:22万円
地域により差があります
※給料給与統計の算出は口コミや厚生労働省の労働白書を参考にしております。年収は給与や取得したデータからおよそで算出しています。
ケアマネージャー(ケアマネ)の年収【年代別理想の年収プラン】
ケアマネージャー(ケアマネ)としてこのぐらいの年収はもらえてたらいいなと思う理想の年収を考察してみました。
ケアマネージャー(ケアマネ)として働き10年未満。これからのホープと呼ばれる世代です。20代で貰いたい理想の年収はおよそ336.0万円を超える年収です。
ケアマネージャー(ケアマネ)としてある程度力がついてきたころ。役職についたり、責任ある仕事を任されることも。そんな30代で貰いたい理想の年収は350.0万円を超える年収です。
ケアマネージャー(ケアマネ)となるとマネジメントも後輩の育成など人材教育も行うこともあります。企業の中心で働くキーマンが多い40代。理想の年収は490.0万円を超える年収です。
目次
ケアマネージャー(ケアマネ)の給料・年収補足
ケアマネージャーは比較的に新しい職種で1997年にスタートした介護保険制度で、ケアマネジメントを実施する有資格者のことを指します。
日本は2013年に4人に一人が65歳以上の高齢者という高齢化が急速に進んでいて、介護保険制度で要支援や要介護認定を受けた高齢者やその家族からの依頼で、介護サービスの給付計画(ケアプラン)を作成し介護サービス事業者へ連絡を取りその高齢者にとって最適な介護サービスが受けられるように手助けをします。
ケアマネージャーの正式名称は介護支援専門員で、ケアマネージャーの主な仕事内容は介護相談と給付計画(ケアプラン)の作成と、要介護認定の書類の作成代行です。またケアマネージャーの働き方ですが大きく分けて2つあり、一つは自宅で高齢者をサポートする居宅ケアマネージャーと、
特別養護老人ホームなどの施設の高齢者をサポートする施設ケアマネージャーです。
ケアマネージャーの平均年収は厚生労働省が公表している平成27年度の「賃金構造基本統計調査」では平均年齢が47歳で370万円でした。
ケアマネージャーの年代別年収は、
20代:233万円~275万円(推定)
30代:282万円~347万円(推定)
40代:351万円~442万円(推定)
ケアマネージャー(ケアマネ)の仕事内容
和要介護認定を受けた方や家族からの相談に応じて、適切な居住サービスとしての、訪問介護や、介護施設などへの斡旋にため、市町村や事業者と連絡と調整を行う専門職です。
介護支援専門員と呼び、実務研修受講と試験を受けることが義務となっています。
合格者は、試験合格後に研修を受けて資格を所有し、ケアプランを行える職種となります。
ケアマネージャー(ケアマネ)の給料手取り
上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい
22万円~25万円となりそうです。
ケアマネージャー(ケアマネ)になるには?【資格・免許】
まず保健医療、福祉系の国家資格を所得し、実務5年以上か、老人福祉施設、在宅介護サービス業に従事し、実務経験5年~10年以上の経験を有する必要があります。
その上で、各都道府県が実施する介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、介護支援専門員実務研修を全課程を修了、レポートを提出し、晴れて資格を所得できます。
試験後の実務研修は合計32時間以上です。
ケアマネージャー(ケアマネ)仕事の面白さ・やりがい
日本は先進国の中でも急速に高齢化が進んでいて、医療技術の発達で世界中でも長寿社会で知られています。
しかしそれと同時に家族の核化も進み、昔のように家族が親の面倒を見るのが難しくなっています。
そんな中でケアマネージャーは、高齢者の介護に必要不可欠な存在となっています。
寝たきりになったり痴呆が始まった高齢者を抱えている家族の多くは、自分達だけでは親の面倒を見るのが難しくなって人には言えないような不安や悩みを持っています。
そんな時にケアマネジャーが相談に応じてくれ、最適な介護サービスのケアプランを作成してくれたり、最良な介護サービス事業者の紹介をしてくれるだけで、高齢者の介護に困っていた家族にとってはどれほど助かるか分かりません。
高齢者の介護はいくら親でも想像以上に大変で過酷なもので夜もゆっくりと眠れない日が続き、心身ともに疲れて実の親を殺害するという悲惨なニュースも少なくありません。
そんな家族にとってはケアマネージャーの存在は本当に有り難いもので、ケアマネージャーの仕事の面白さややりがいは、自分が困っている人から必要とされていることです。
ケアマネージャーの試験難易度と試験日
介護支援専門の合格基準は介護支援分野で、25問中15点以上、保健医療福祉サービス分野で35問中、26点以上、他には医師の資格や歯科医などの資格を有している場合は、免除されるケースが有ります。
年々合格率は下がり、2013年では受験者数14万人に対し、2万2,000人弱で、15%前後の狭き門です。
試験日は毎年10月の1回で、全国各都道府県で行われます。
出題形式はマークシートで、5択から2~3を選んでいく方式です。
出題数は60題で、試験時間は120分などで、免除によって時間は変わります。
ケアマネージャーの過去問
1.介護支援分野:
介護保険制度における市町村(市町村長を含む。)の役割として正しいものを3つ選べ。
1.住所地特例に該当する被保険者の資格管理
2.第2号被保険者の保険料率の設定
3.居宅サービス事業者の指定の更新
4.地域包括支援センターの設置
5.都道府県知事が介護保険施設の指定を行う際の意見提出
2.医療保険分野:
次の記述のうち適切なものはどれか。2つ選べ。
1.がんの身体的疼痛は制御が困難で,点滴による麻薬の投与が欠かせない。
2.在宅で人工呼吸器を利用する場合,災害等による停電に備えて,予備バッテリーの確保や必要な連絡体制を確認する。
3在宅酸素療法では,引火のおそれがあるため,火気から2m以上離すことや禁煙することが必要である。
4.完全皮下埋め込み式のポート型の在宅中心静脈栄養では,感染のおそれがない。
5.経管栄養では,栄養剤は腸管ですべて吸収されるために排便はなくなる。
3.介護福祉分野:
介護保険における訪問介護について適切なものはどれか,3つ選べ。
1.軽微であってもやけどの処置は医療行為となるため,訪問介護員が行ってはならない。
2.訪問介護員は利用者の生活実態や要望等多くの情報を持っているので、その情報を介護支援サービスに活用することが期待される。
3.衣類の整理や被服の補修は,生活援助に含まれる。
4.一人暮らしの利用者に対して正月のために特別な手間をかけて行う調理は生活援助に含まれる。
5.利用者が訪問介護員に業務範囲を超えるかもしれない要求をした場合には、介護支援専門員と相談して対応する。
ケアマネージャーのキャリアモデル
ケアマネージャーになるには、講習会や通信講座、あるいは独学で介護の知識を学び、各都道府県が実施している「介護支援専門員実務研修受講試験」を受験します。受験資格は、保健・医療・福祉分野で5年以上の実務経験があることとされています。合格した後、介護支援実務研修を修了し、介護支援専門員証の交付を受けます。
おもな職場は病院や介護福祉施設となり、給与については雇用形態や勤務地によってさまざまです。現在、
ケアマネージャーの7 〜 8割が女性で、結婚して子育てをしながら続ける人が多いようです。介護福祉士などとは違い、夜勤勤務がないこともあって、家庭と仕事を両立しやすいようです。また、雇用形態については正社員だけではなく、パート勤務も多いので、子どもが小さいうちはパートにし、その後正社員を目指すといった人もいます。
ケアマネージャーの給料はどこから出てくるの?
完全独立型の居住支援事業所は、ほとんどが国からの介護報酬です。
民間施設では、ケアプラン作成料として国民健康保険連保護連合会から支払われ、実態は市町村から行われるのが一般的です。
作成料は、介護1と2が1万円程度、介護3~5が介護者一人あたり月1万3,000円程度です。
一人のケアマネが担当できる上限は、35人までとなっています。
ケアマネージャー(ケアマネ)の口コミお給料
給料:20万円
大阪でやっています。
給料:16万円
地方なので給料は低いです。
管理者
25万円
特になし
大阪、手取り18万です。
特になし
妻と子供一人の40代です。
ケアマネ歴7年、主任ケアマネ取りたてです。
地方の個人病院系列の居宅です。
年収330位で手取り16万です。
担当件数は要支援が1~2名で要介護が35~38名、上から限度いっぱい持つよう強制され給与搾取されます。
正直生活は厳しいです、精神的にとてもつらい仕事です、夢も希望もありません。制度が厳しすぎます国は厳しくするだけして扱いが酷すぎます。会議やら研修やら多いし資格も更新制とかイカれてます。何でも書類書類で、そして実地指導など大変です。面白さははないですが自分のペースで仕事はある程度できます、あとサービスを調整して利用者が在宅生活を無事送ることができ感謝される事が唯一の良い所で基地外な利用者、家族が居るのも事実です。
大きい所は給料は低いが安定はしています、小さい所はそれ以下でしょう。あと管理者により職場環境もガラッと変わります。件数を確保できるのであれば独立(個人か少人数で)するのも良いかもしれません。 要介護者35件持てば少なくとも35万は入ります。人数確保し加算とるのも良し、件数オーバーし減産くらっても持てばそれ以上入るかもしれませんが回らなくなるでしょう。何でも屋状態になると大変です。あとは維持費などやりくり次第でしょう。運営基準も守らないといけませんのであしからず。夢と希望をもった真面目なケアマネもいるので上記の通りとは限りませんが。
特になし
介護支援専門員は都道府県知事が認可しています。
求人情報では、月収例が表示されていることが多いのですが、月収額を多く表示して、賞与は年2回1ヶ月ずつ という求人も少なくありません。
匿名さん
41才 女性 管理者です。
事業所加算を算定してます。給与は手取りで26万前後。年収は430万くらい。
強制して同じ法人に利用者を回すということはありません。デイと福祉用具、ヘルパー事業所を併設してますが、非常に働きやすい環境で、各事業所共にレベルも高くケアマネとして自信をもって紹介できる会社です。ケアマネの仕事も公平中立な立場でできます。ケアマネは働く事業所選びが肝心。
戦術的な男
40代前半男性、既婚子供複数。
介護保険のケアマネ及び障害福祉サービスの相談支援専門員を兼務。
給与は税込月収35万前後、年収は税込460万程度です。また通常の上記2法律のケアマネ業務の他に、専門学校講師、第三者評価等をこなして年収的にはプラス50万から70万程は稼げています。