獣医の給料・年収や初任給を解説!
獣医の給料年収を解説します。
獣医の平均給料・給与
- 37万円
獣医の平均年収
- 20代の給料:27万円
- 30代の給料:31万円
- 40代の給料:40万円
- 初任給:24万円
※医師でもあまり相場が高くないのが獣医だそうです。
※給料年収統計の算出は口コミや厚生労働省の労働白書を参考にしております
獣医の年収【年代別理想の年収プラン】
獣医としてこのぐらいの年収はもらえてたらいいなと思う理想の年収を考察してみました。
獣医として働き10年未満。これからのホープと呼ばれる世代です。20代で貰いたい理想の年収はおよそ448.0万円を超える年収です。
獣医としてある程度力がついてきたころ。役職についたり、責任ある仕事を任されることも。そんな30代で貰いたい理想の年収は476.0万円を超える年収です。
獣医となるとマネジメントも後輩の育成など人材教育も行うこともあります。企業の中心で働くキーマンが多い40代。理想の年収は658.0万円を超える年収です。
目次
獣医の給料・年収補足
上記平均給与から算出してみると、平均年収はだいたい
450 万円~600万円となると予測されます。
獣医の仕事内容
一般的なペットである犬猫、家畜である牛、馬、めん羊、鶏、うずらなどの動物の診察や診療行為を許可された業務独占資格を有した人です。
資格を所有した者だけが「獣医師」と名乗ることが出来、所定の届け出によって診療と診察が出来ます。
獣医の給料手取り
上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい
約24万円~約39万円となりそうです。
獣医になるには?【資格】
農林水産省管轄の国家試験を受験する必要があり、受験資格は6年制の獣医学科に入学する必要があります。
最初の難関は、単純受験倍率24倍という最難関の大学受験となります。
具体的には、国立系の医学部進学と変わりありません。
受験者数100として、現役合格を見た場合は30で、残り60は浪人生となります。
獣医学部のある大学は、国立系で多く、東京大学、北海道大学など、16大学あり、偏差値は最低でも63以上なければなりません。
国公立では、偏差値66以上が必要です。
動物に特化しか生理学、免疫学などかなり多くの科目を学習し、6年次に獣医師国家試験を受験します。
受験後資格は得られますが、開業する場合は全国都道府県に申請し、許可をもらわなければ診察、診療行為を行えません。
畜産分野は人手不足ですが、民間の動物病院は非常に求人が多いです。
研究分野として獣医師を続けるなら、公益財団法人 日本獣医師会に登録して学会へ発表したりする事が可能です。
また、県などの管轄の家畜保健衛生所や鳥獣保護センターなどの就職は、日本獣医師会のホームページの方が多いです。
獣医の求人募集はどこで探せばいい?
民間の動物病院は非常に雇用が見つけやすい状態です。
その代わり、人間の病院並みに忙しいそうです。
家畜保健所などの地方公務員獣医師となるケースも有ります。
ほとんどは、国家試験合格後に大学で公示される、求人票で就職するそうです。
臨床研究から、公務員獣医師となるのは国立系卒業者が多いみたいですね。
業種別獣医の給料【製薬会社、地方公務員、水族館、jra,nosai】
求人内容やインターネットの情報から算出した結果下記となりました。
製薬会社:平均月収約30万円
地方公務員:平均月収24万円前後
※県によって違いがありますが、毎年削減されています。
水族館:平均月収29万円※ほとんどが外部委託であり、獣医師としての雇用は少ないです。
JRA獣医職:平均34万円
NOSAI:平均44万円
獣医になるためにはどのくらいの偏差値が必要?
正直、国立医学系大学ほどの偏差値が必要です。
平均で64、国公立は66、全国の50万人受験生トップ6%のなかに入る実力が必要です。
センター試験は、8割の正解率で、全科目平均点数に+20点以上を基準としています。
獣医学科のある大学へ受験するには、普通高校で偏差値55以上、偏差値の若干高い進学校で最低でも55~63以上、レベルが高い進学校では、学内30位の学力が必要です。
大学受験倍率は24倍です。
つまり、最難関を突破した学力のある高校生でも、狭き門に集中して受験者数が多いということです。
獣医の口コミお給料
給料:60万円
地方で動物病院開業してます。
給料:50万円
政令指定都市でこじんまりと動物病院を開業しています。ハムスターとか小動物もみてます。
給料:28万円
都会の動物病院で小動物臨床2年目。夜勤手当て含む。
雇われ院長 勤務10年超
手取り25万円
地方都市勤務小動物獣医師 卒後10年
手取り30万 各種手当て含む。
残業月80時間(サービス残業含まず) 昼休憩ほぼ無し。
匿名さん
新卒の小動物臨床勤務獣医
基本給25万+残業手当など
幸いなことに夜勤はなく残業も1日平均1〜2時間程度(昼休憩は状況によりなし)
地方公務員獣医師
手取り15万からスタート。通勤手当込み。二年目から税金がとられ始めるのに、給料はさほど上がらなかったので、一番きつかった。基本サービス残業。
新卒獣医
手取り28万で週休2日
やりがいだけはある仕事だと思う
あと稼ぐって意思がないと稼げない職業だなとも思う
2年目公務員獣医師
手取り22万(地方だとまだいい方ときく)
難関といえば難関だったと思うが、
社会に出て、医者との格差に驚いた。
日本で獣医をやるのは、コスパが悪い。(平均年収620万←いささか疑問)
そして、この平均年収を反映していないのが、日本の公務員獣医師である。
本当に頭がいいなら海外(アメリカ等)でやったほうが稼げる。(アメリカ平均年収$82,040)
大手ペット保険会社
3年の臨床経験を経て入社、現在3年目。基本給は新卒とほぼ同等の21万円。給料は上がりません。
ペット看護師有資格者
余談ですが……
ペット看護師は国家資格と民間資格があり、国家資格の方でなければ「医療行為はできない」とはされていますが、個人のペットを対象とするような場合は『医療行為』自体の定義が曖昧な為、民間資格を有してる人は医師の指示によって仕事が変わります。