半導体エンジニアの給料年収や手取り額、初任給を解説!
半導体エンジニアの給料年収を解説します。
半導体エンジニアの平均給料・給与
- 33万円
半導体エンジニアの平均年収
- 20代の給料:28万円
- 30代の給料:33万円
- 40代の給料:38万円
- 初任給:23~万円
給与年収は補足参照ください。
※給料給与統計の算出は口コミや厚生労働省の労働白書を参考にしております。年収は給与や取得したデータからおよそで算出しています。
半導体エンジニアの年収【年代別理想の年収プラン】
半導体エンジニアとしてこのぐらいの年収はもらえてたらいいなと思う理想の年収を考察してみました。
半導体エンジニアとして働き10年未満。これからのホープと呼ばれる世代です。20代で貰いたい理想の年収はおよそ462.0万円を超える年収です。
半導体エンジニアとしてある程度力がついてきたころ。役職についたり、責任ある仕事を任されることも。そんな30代で貰いたい理想の年収は504.0万円を超える年収です。
半導体エンジニアとなるとマネジメントも後輩の育成など人材教育も行うこともあります。企業の中心で働くキーマンが多い40代。理想の年収は630.0万円を超える年収です。
目次
半導体エンジニアの給料・年収補足
20代の給料:23万円~35万円(推定)
30代の給料:30万円~45万円(推定)
40代の給料:35万円~50万円(推定)
上記平均給与から算出してみると、平均年収はだいたい
600万円~670万円となると予測されます。
札幌の求人調査結果:21万円~40万円(月収)
東京の求人調査結果:20万円~50万円(月収)
大阪の求人調査結果:20万円~32万円(月収)
福岡の求人調査結果:16万円~40万円(月収)
実際に求人を見てみると年収提示が1000万円以上のものもあります。
それはプロジェクトリーダーや管理職クラスの半導体エンジニアになっておりました。
基本的に高いのがプロセスエンジニアとなっております。
半導体エンジニアの給料手取り
上記平均給与から算出してみると、手取りはだいたい
20万円~38万円となりそうです。
半導体エンジニアの仕事内容
半導体エンジニアは、一言で述べるなら「半導体のエンジニア」です。
そのままじゃないかと思われるかもしれませんが、そのままですね。
ではエンジニアとは何かと問われれば、設計をする人材のことと答えることができます。
半導体エンジニアというのはつまり、半導体集積回路を設計する仕事なのです。
半導体の機能目的を決定するために行うシステム設計の仕事・システム設計を実現させるために必要なロジック設計の仕事・それら二つの設計を踏まえて実際のパーツの並びなどを設計する回路設計の仕事。
さらには、ICチップの中で回路をどこに配置しようかと考えるレイアウト設計の仕事・・・。
さまざまな設計の仕事が、半導体エンジニアにはあるのです。
仕事が多岐に渡っていますが、分担作業で行われる場合もあれば、一人で全ての設計をまかなうこともあります。
さまざまな知識や経験が必要になるでしょう。
半導体エンジニアの仕事の面白さ・向いてる性格
半導体エンジニアの仕事の面白さは、パズルがはまったときの達成感に似ています。
設計は最初は頭を悩ませますが、一つ一つ要素を決定していくうちに、連鎖的に他の要素も決まっていくものです。
それはまるでパズルのピースを次々とハメていく感覚。
そうして、設計が出来上がった際にはパズルは完成間近です。
完成はどのタイミングなのか、それは実際に回路が作られたとき。
自分が作成した設計で実際に物が作られるというのは、とても面白い経験でしょう。
ましてやそれが形として残るものであるなら、なおさらのこと。
この仕事の面白さは、パズルのピースをはめていくことにあります。
では、どのような人に向いているのか。
長時間パズルに取り組む根気のある人・冷静に物事を判断することが出来る人です。
半導体エンジニアになるには?【資格】
半導体エンジニアになるのに、必要になる資格というものはありません。
何も資格をもっていなくても、半導体エンジニアになることができます。
半導体エンジニアになるには、まず業界にどんな人材が求められているのかを知ることから始めましょう。
求められるのは、高度な技術力ではありません。
技術的な資格が特に必要とされないことからも、それはわかるでしょう。
技術的な仕事というのは、研修がしっかりしているところがほとんどで、企業内で育てるのが一般的です。
資格取得は、仕事に役立つものを後から取得することがほとんど。
半導体エンジニアでも、それは変わらないようです。
必要とされるのは、情報収集能力と英語能力。
まず情報収集力については、半導体設計のさまざまな手口・手法を知るために必要です。
半導体の設計には、トレンドや他の会社の技などがあります。
そういったことに触れて吸収し、仕事に活かすために情報収集能力が必要です。
また、半導体の情報というのは、英語で書かれていることが多い傾向があります。
半導体の最新トレンド・最新情報の発信源はアメリカなど海外であることが多いです。
アメリカから新常識が発信されることが多いため、英語スキルは必要不可欠になります。
半導体エンジニアの求人募集の探し方やどんな業種で募集しているの?
半導体エンジニアの求人は、「半導体 設計」もしくは「半導体プロセスエンジニア」といったキーワードを使って探すと良いでしょう。
半導体エンジニアというキーワードで探すと、あまりヒットしません。
半導体の設計を行う仕事が、半導体エンジニアなのですから、半導体業界で設計の仕事を探せばよいのです。
そのため、「半導体 設計」という二つのキーワードを使うのがおすすめ。
業種ですが、電子回路の下請けや半導体製造装置の会社がメインです。
半導体に関する仕事ですから、半導体業界に身をおくことになります。
半導体エンジニアの企業ってどんなのがあるの?
半導体エンジニアの企業には、半導体エンジニアに特化したサービスを行うアウトソーシング企業などがあります。
いわゆる下請けのようなものですね。
半導体を必要としている会社からのオファーを受け、半導体の設計を行うという企業です。
そういったアウトソーシング系の会社がメインになります。
独立起業している人も多いことを考えると、半導体エンジニア業界はアウトソーシング=外注が基本のようです。
そのため、半導体エンジニアを募集している起業も、アウトソーシング企業がメインになるということでしょう。
大手で有名な企業だと「アルプス電気」などがあります。
半導体エンジニアの種類ってどんなのがあるの?
半導体エンジニアには種類があります。
といっても、仕事の工程による区別というものです。
冒頭に述べたような、各工程ごとに区別されていることがあります。
どのような目的で半導体が機能すればよいのか、システム設計。
システム設計を実現させるための設計である、ロジック設計。
パーツを並べて回路を設計する、回路設計。
回路をどこに配置するかを決める、レイアウト設計。
いずれの仕事も半導体エンジニアです。
半導体に関わる設計をしている人材=半導体エンジニアですから、当然ですね。
種類と言いましたが、区別されていないこともあります。
作業工程ですから、「種類は無い」といっても、良いのかもしれませんね。
半導体エンジニアの口コミ
給料:40万円
40代。某大手企業の下請けでやってます。
あなたが持っている仕事への誇りや生き方、プライド、かっこよさ・給料を教えてください