玉の輿に乗ることができそうな高年収職業を解説
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玉の輿に乗ることができそうな高年収職業
古くから「女は氏無うて玉の輿に乗る」ということわざがあり、女性は低い家柄の生まれであっても、容姿と運次第でお金持ちと結婚できるといわれてきました。
そういえば美しい容姿のモデルが、失礼ながらチンチクリンで顔もぱっとしないけれど「実業家」などの肩書を持つお金持ちの男性と結婚するというのは、現代でもよく見かける光景です。
「男性をATMとしか思っていない女性が多い!」などの批判もありますが、女性側も男性側もお互いに結婚するメリットがあるならばwin-winです。本人たちが良ければ外野が文句を言う筋合いはありません。
では、実際に「よし!仕事してもあんまり稼げないし、玉の輿に乗ろう!」と女性が決意した時に、好かれる好かれないは別として、どのくらいの確率で玉の輿に乗ることができるのでしょうか?統計を元に調べてみました。
玉の輿とは?
「玉の輿」を広辞苑で引いてみると、
①貴人の用いる輿の美称。
②(特に女が結婚などによって得る)高貴な身分。
とあります。
「玉」は宝石など高価で美しいものを指し、「輿」は貴人を乗せて運ぶ乗り物です。
つまり、「玉の輿に乗る」というのは、「豪華な乗り物に乗る」=「高貴な身分、またはお金持ちになる」という意味です。
江戸時代の五代将軍徳川綱吉の生母、桂昌院に由来しているという説もあります。
桂昌院はかつて「お玉」という名前の八百屋(別の説では畳屋)の娘でしたが、将軍家光の乳母・春日局に目を留められて側室・お万の方の部屋子として働くことになりました。お万の方に子どもができなかったことから、お玉が急遽側室として召し上げられることになり、綱吉を生んで将軍の生母となったのです。
八百屋の娘から、将軍の母に。これほどの出世は滅多にないので「お玉が輿入れした」ということから「玉の輿」などと言われたという話です。
どちらにしても、貧乏な娘が大金持ちに嫁ぐ、ということが「玉の輿に乗る」ということです。
玉の輿にのることができる年収の定義っていくらぐらいから?
玉の輿に乗る、というのは「お金持ちに嫁ぐ」という意味ですが、ではその「お金持ち」というのはどのくらいの年収を指すのでしょうか。
一般的に年収の階層というのは、下流階級、中流階級、上流階級に分けられます。さらに細かく分けると、
【下流階級】
・ロウアークラス(下流層)年収300万円未満
【中流階級】
・ロウアーミドルクラス(中下層)年収300万円~500万円
・ミドルクラス(中間層)年収500万円~800万円
・アッパーミドル(中上層)年収800万円~2,000万円
【上流階級】
・アッパークラス(上流層)年収2,000万円
となります。
日本人の労働者の平均年収が約410万円なので、それを踏まえるとミドルクラス以上が平均以上の年収を得ているといえます。
とはいえ年収600万円は地方公務員程度の年収です。
よほどの貧困家庭から嫁ぐ場合を除いて、年収600万円を「お金持ち」というには足りない気もします。
野村総合研究所の調査によると、淳金融資産を5000万円以上保有している人を「準富裕層」、1億円以上保有している人を「富裕層」、5億円以上保有している人を「超富裕層」と呼ぶそうです。
確かにそのくらい保有しているならば「お金持ち」といえそうです。
では結局、年収はいくらぐらいあれば、玉の輿といえるようなお金持ちなのでしょうか。個人の育った環境や自分自身の年収によってその定義は変わってくるため、定義をするのは非常に難しいのです。
ここで、一度初心に戻って考えてみたいと思います。
「玉の輿」=「高価な車」=「フェラーリ」!!
美しくて高価な車といえば、フェラーリでしょう。異論は認めますが、とりあえずそういうことにしておきましょう。
フェラーリは新車で約3500万円します。中古でも1500万円ほどする高級車です。一般的に車の購入金額は年収の半分程度までが妥当だといわれているので、中古も含めると年収3000万円~7000万円くらいあればフェラーリを買うことができます。
頭金をためてローンを組むもよし、一生懸命貯金に励んで一括で払うもよしですが、毎月かかってくるのは「維持費」です。
フェラーリは中古であっても毎月約30万円近くの維持費がかかるといわれています。年間約360万円です。そこから考えると、やはり年収は3000万円以上あれば安心だといえます。
よって、ここでは、
「玉の輿に乗る」=年収3000万円以上を稼ぐ男性に嫁ぐ
と定義します。
玉の輿に乗れる年収は全国にどのくらいいるの?【パーセンテージ】
国税庁が発表している「民間給与実態統計調査」の平成27年度調査によると、年収2500万円以上を稼いでいる人は、10万9000人で、全労働者の0.4%にしかすぎません。
250人の男性に出会ってやっと1人年収2500万円以上の人に出会えるという確率です。
そこから玉の輿に乗るとなると、もっと確率は低くなるでしょう。ちなみに、この調査では年収3000万円以上の人数は明らかになっていません。
年収が最も高くなるのは年齢50歳~54歳の男性です。
3000万円以上の50代の男性、というのが玉の輿に乗れる確率が上がりますが、それくらいの年齢の男性は既に結婚している可能性もあります。
若くて結婚適齢期の年収3000万円というのは、本当にごく少数になるので、見つけたら絶対に手放さないくらいの意気込みが必要になります。
それが無理なら、年の差結婚を狙うしかありません。既に配偶者がいるならば、あらゆる手を使って排除することも必要になるかもしれません。
玉の輿に乗れる高年収職業
玉の輿に乗れる高年収の職業を、給料BANK独自に調べてみました。
年収3000万円というのは、ボーナスが4ヶ月分とすると、月給は187.5万円になります。それ以上稼げる高年収の職業は、
1位 プロ野球選手 平均給与:1395万円
2位 騎手(ジョッキー) 平均給与:1175万円
3位 youtuber(ユーチューバー) 平均給与:747万円
4位 天皇陛下 平均給与:675万円
5位 作家(小説家) 平均給与:616万円
6位 ラノベ作家 平均給与:505万円
7位 プロ棋士(将棋) 平均給与:334万円
8位 プロゴルファー 平均給与:204万円
の8職業が当てはまります。(職業別給与ランキング早見表参照)
他の職業の人であっても、例えば医者や弁護士などのように個人で開業している人や会社経営者はその職業の平均給料以上に稼いでいることもあります。
0.4%未満のお金持ち、250人のうちの一人に当たるには、とにかく数を打たなければなりません。上記の職業の人に出会ったら必ずあの手この手で年収を聞き出し、他の女性を近づけないようにマーキングをしておくことが重要です。
玉の輿にのることができる手相ってあるの?
玉の輿といえる年収を稼ぐ男性が0.4%しかいない中、自分は玉の輿に乗れるのか?と不安に思っている妙齢の女性に朗報です。
実は、「玉の輿に乗れる手相」というものが存在します。
この手相を持っている人は、1000人~2000人に1人くらいの確率で存在します。
この手相を持っているとしたら、あなたは玉の輿に乗れる可能性が高いです。さあ、自分の手のひらを見てみましょう。
横の赤い線が、いわゆる「結婚線」です。
普通の人は小指の下くらいまでちょっと伸びているくらいですが、薬指くらいまでしっかり伸びている人が稀に存在します。結婚線で重要なのは、長さと太さ。ここまでびよーんと結婚線が伸びていれば、間違いなく強力な結婚運があります。
縦の青い線は、「太陽線」です。別名「人気線」。人を惹きつける魅力に溢れていることを表す線です。
また、将来的に財産を手に入れるという運も表していることから、この太陽線が太く長く伸びていれば、将来安泰だといえます。
以上の2本の線を文字通り手にする人は、玉の輿に乗れる確率が非常に高いといえます。
強運の手相を持ち、0.4%の相手を探し出し、猛烈なプッシュをすれば「玉の輿に乗りたい」という願いは叶うかもしれません。ですがまずはその前に、給料BANKのサイトを参考に職業を吟味して仕事で年収アップを狙い、「お金持ち」への道を探してみましょう。案外、フェラーリという現代の「玉の輿」を自力で買えるようになるかもしれません。