給料が上がらない人
給料が上がらないのはどういう企業に多いの?
最近は不況で定期昇給の額は低いところが多いようです。
アベノミクスの効果も今のところはっきりは出ていない様子。
給料が上がらない企業の特徴を見てみましょう。
1つ目は、売上額は結構高いのに利益が少ない会社。
競争が激しいために価格を下げないと仕事がもらえず、結果として、忙しくて売上も上がっているのに、利益は少なくて給料が上げられない状態です。
大手メーカーの下請け的な企業は特にこの傾向が強いようです。
2つ目は、意外にも能力給制を取り入れている会社です。
能力給なら公平に評価されるので、仕事ができれば給料は上がりそうですが、実際には、その人の能力より少し上のレベルが目標とされ、なかなかそこに達成できないため、給料は上がらないのです。
少し成績が上がったとしても、それより上の人を基準として比較されてしまうので、結局、給料は上がらないことが多く、能力給制度は「給料を上げないための制度」だという人もいるくらいです。
3つ目は、人材を使い捨てと考えている会社です。
人材なんていくらでもいるから、昇給なんて考えはなく、福利厚生もなし、辞めたら次を雇うだけ。
こんな会社は早々に見切りをつけた方が良さそうです。
給料が上がらない人の考え方や特徴
給料は、その人の会社への貢献度を示しています。
給料が上がらない人にはいくつか考え方や仕事の仕方に特徴があります。
まず、給料が上がらない人は、会社が思っている以上の貢献はできていない人と考えられます。
同じ仕事をしている2人がのうち、1人は期待以上の成果を出したり、何かプラスアルファしてくるのに対し、もう1人はいつもと同じ予想通りの結果しか持ってこないとしたら、会社が前者の給料を上げようとするのはあたりまえです。
いつも同じことをしていたのでは給料は上がりません。
また、せっかく成果をあげていてもアピールができていないために、会社に評価されていないこともあります。
この場合は、上司に仕事の経過などを報告する時にさり気なく成果も伝え、今後の指示も仰ぐようにすればいいでしょう。
何もしなくても給料は上がるものと思っている人は、そんな幻想は捨てましょう。
愚痴をこぼしても何の得にもなりませんし、会社は慈善団体ではありません。
競争の激しい現在では、成果をあげて、アピールして評価してもらわなければ給料は上がらないと考えましょう。
今のままではダメだと思うのなら、新しいスキルを身につけたり、ビジネスセミナーで仕事の仕方を考えなおしてみたりするのも1つの方法です。
給料の上がらない人の特徴に当てはまることがあった人は要注意です。
給料が上がる人の交渉術はどんなものなの?
給料は黙っていては上がらないこともあります。
そんな時は交渉が必要です。
給料を上げるための交渉術のポイントは、まず、下調べをすること。
自分と同じくらいの役職の業界の平均的な給料を調べておくと、昇給を希望して、その根拠を聞かれた時に「業界の平均でこれくらいなので」と言うことができます。
もちろん、昇給してもらうには会社への貢献が必要ですが、これも何らかの形で自分の貢献度を見せられるように用意しておきます。
たとえば、売上額や受注額の増加やプロジェクトの成果、顧客からの評価などをまとめておくとよいでしょう。
さらに、今後、どのように仕事に取り組み、どんな貢献をしていくかも伝えるようにしましょう。
会社の課題を前もって調べておき、それを解決するような貢献を考えておくと効果的です。
これで給料アップ間違いなし!?
旦那の給料を上げるためにするべき奥様の行動は?
旦那の給料が安いから何とかしたいという奥様も多いと思います。
でも、単におしりを叩いてがんばらせようとしても給料は上がりません。
給料が安くてやりくりに苦労しているなら、その家計の状況を知ってもらいましょう。
きちんと数字で整理して説明すると説得力があります。
そのときに旦那さんを責めずに、「こういう状況だから大変なの」とあくまで、困っている感を強調しましょう。
家計が火の車であることがわかれば、仕事にも力が入るはずです。
がんばって働いてくれている旦那様には感謝の気持ちを表すことを忘れずに。
奥様に自分のがんばりを認めてもらえたと感じたら、旦那さんはまたがんばろうと思えるでしょう。
友達の旦那さんの給料と比較するのは、あまりおすすめしません。
まずは、今のがんばりを認めることから始めましょう。
奥様が働いていないなら、自分も働いてみて旦那さんの大変さを共有してみるのもいいかもしれません。
夫婦の会話が増えて、お互いの大変さがわかるようになって、結果的に、旦那さんもいっそうがんばれるようになるでしょう。